[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

ロードテスト メルセデス・ベンツGクラス ★★★★★★★★☆☆

2019.07.28

100字サマリー

英国市場でも、10km/ℓ台の燃費を謳うディーゼルモデルが追加されたGクラス。40年の歴史で最大の変革を図った新時代のゲレンデヴァーゲンは、ついに高級SUVと本格クロカンの完全な融合を成し遂げたといえるものになりました。

もくじ

はじめに
意匠と技術 ★★★★★★★★★★
内装 ★★★★★★★★☆☆
走り ★★★★★★★★★☆
使い勝手 ★★★★★★★★★☆
操舵/安定性 ★★★★★★★★☆☆
快適性/静粛性 ★★★★★★★★★☆
購入と維持 ★★★★★★★★☆☆
スペック
結論 ★★★★★★★★☆☆

はじめに

奇しくも時を同じくして、オフローダーの象徴2台がモデルチェンジを果たした。1年の間に、偶然とはいえそれが重なるのはそうないことだ。オートカーのロードテストでは、4月に4代目となるジープ・ラングラーを取り上げた。他の追随を許さないオリジナル・ジープの系譜に連なるモデルだ。しかも年内には、ランドローバーが投入する新型ディフェンダーも試乗できる見込みである。となれば大きな疑問は、今回の新型ゲレンデヴァーゲンを含め、ユーザーやエンスージアスト、そして批評家がどの高級クロカンに最高の評価を与えるのかということだ。

そう、ゲレンデヴァーゲンである。Gワーゲンという呼び方もする。それを含めて考えれば、メルセデスのいかなる乗用モデルよりも長寿なモデルということになる。メルセデスとシュタイア・ダイムラー・プフが、オリジナルバージョンをリリースしてから40年だ。ホイールベースやボディ形状にはバリエーションが用意されたが、エンジンは156psユニットのみ。登場した1979年時点で、ランドローバーのシリーズⅠやウィリス・オーバーランドのCJジープより数十年遅れていたが、徐々に高級なライフスタイルのアイテムといった趣を強め、ジープ・ラングラーなどと比べればオフロードのアイコンという色合いは薄らいで行った。

ドイツ本国では昨年デビューした新型Gクラスだが、当初はV8ガソリンターボのみの設定。ディーゼルの追加は今年1月、286psの6気筒を積むG350dを待つこととなった。その右ハンドル仕様が英国へ上陸するのを待ったため、このタイミングでのテストとなったのだ。メルセデスいうところの歴代もっとも燃費がいいゲレンデヴァーゲンの実力は、いかなるものなのだろうか。

 
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