ニュルで市販車最速タイムを叩き出したウラカン・ペルフォマンテ ジュネーブ

公開 : 2017.03.07 16:27  更新 : 2017.06.01 00:28

640psのV10を搭載するランボルギーニウラカンのハードコア・モデル、ペルフォマンテがジュネーブ・モーターショーで公開された。価格は£213,000(3,000万円)だ。

市販車最速モデル、遂に登場

ニュルブルクリンクのノルドシェライフェで、それまでのレコード・ホルダーであったポルシェ918スパイダーのタイムを5秒上回る6分52秒01を叩き出した最速の市販車、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォマンテが公開された。

搭載されるパワー・ユニットは、640psを発揮する5.2ℓV10ノーマル・アスピレーションで、ランボルギーニのV10としては最高の値を持つ。パフォーマンスは0-100km/h加速が通常のウラカンよりも0.3秒速い2.9秒で、最高速度は325km/hとアナウンスされている。

また、そのボディ重量は1382kgで、通常のウラカンよりも40kgほど軽い。そのため、パワー・ウエイト・レシオは436ps/トン という値だ。

ただ、高速域で速いだけでなく、この640psユニットは、1000rpmでピーク・トルクの70%を発揮する「最適化された」トルク・カーブを持つ。また、7速デュアル・クラッチも、向上したパフォーマンスにマッチするように調整されているという。

このペルフォマンテのセールス・ポイントは、エンジンと共に、そのボディ・ワークにある。超軽量鍛造カーボンファイバー・コンポジット・マテリアルは、ランボルギーニがパテントを持つもので、ワンピースで複雑なカタチを無傷で造り出せるという。この最新のマテリアルは、主にエアロダイナミクスを生み出すパーツに使用される。

エア・ダクトとフラップを含む固定式の巨大なリア・ウイングもワンピースの鍛造カーボンファイバー製だ。

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