ジャガーI-PACE グーグル傘下ウェイモに大量投入 自動運転の開発促進 ニューヨーク・モーターショー

公開 : 2018.03.29 11:10  更新 : 2018.03.29 11:15

グーグルの自動運転研究に、ジャガーが大量のEVを提供する準備を進めています。これにより、英国での自動運転実証テストが、欧州の他国をリードすることになるかもしれません。ニューヨーク・モーターショー2018にて明かされました。

英国の自動運転開発、促進も

ジャガーは、グーグル傘下のウェイモに、最大2万台のI-PACEを供給する。

これにより、この自動運転車開発企業が、欧州で最初に自動運転のテストを行う国として英国を選ぶ「可能性が高い」と、ジョン・クラフチックCEOは述べている。

ニューヨーク・モーターショーにおいてクラフチックは、ウェイモの長期的な展望として、これまでアメリカに集中していたテストの範囲を、国外にも拡大することを示唆。

また、その対象が「欧州のさまざまな都市」であるとも語っている。

ウェイモとジャガー・ランドローバーが共に、長期的なパートナーシップの第一歩と表明する今回の事案について、英国を有力候補に押し上げることになるか尋ねると、クラフチックは以下のように答えた。

「英国には非常に関心があります。それ以上に、ジャガー・ランドローバーとの関係は興味深いものです。そのことが、英国を早期導入の場にする可能性を高めているのは確かです」

クラフチックはまた、将来的な主流メーカーとの提携すべてが、プラグイン・ハイブリッドかEVを対象にしたものとなるであろうことも認めている。

「わたしたちは電気に関するテクノロジーを好みますし、いまや実用可能な段階まで進めている高電圧技術に関する諸作業も意味を持つことになります」

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