ランドローバーの人気SUV『ディフェンダー』に都市向け新仕様が追加 「モデルの魅力を広げる新たな個性」

公開 : 2026.07.16 07:25

ランドローバーは『ディフェンダー』に改良を実施し、都市向けの『バーテックス(Vertex)』仕様を追加しました。一方、英国では『AJ』型V8エンジンが生産終了となり、『P380』と呼ばれるモデルが登場しています。

装いを新たにした街乗り仕様

ランドローバーは、大型SUV『ディフェンダー』の大規模なマイナーチェンジの一環として、都市部での利用に特化した新たな仕様を追加した。

『ディフェンダー・バーテックス(Defender Vertex)』と名付けられたこのモデルは、上級グレードの『X』と並ぶ位置づけで、新たな外観を獲得している。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで一般公開されたランドローバー・ディフェンダー・バーテックス
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで一般公開されたランドローバー・ディフェンダー・バーテックス    AUTOCAR

大型のフロントグリル、ボディ同色のスカートとクラッディング、そして控えめなルーフスポイラーが特徴的だ。なお、このルーフスポイラーは、他のグレードでもオプションの「エクステンダー・エクステリア・パック」を選ぶことで装備できる。

22インチのダイヤモンドカットアルミホイールが標準装備されるが、20インチのデザインも選択可能だ。

110モデルには6人乗りが設定

ディフェンダーのブランドディレクター、マーク・キャメロン氏は、バーテックスが「モデルの魅力を広げる新たな個性」をもたらすと述べ、本格的なオフロード走行ではなく、日常使いを重視するユーザー層をターゲットにしている点を強調した。

バーテックスの日本向けの価格は、ショートホイールベースの90モデルが1227万円、110モデルが1497万円、130モデルが1650万円となっている。日本では7月9日より受注が始まっている。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで一般公開されたランドローバー・ディフェンダー・バーテックス
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで一般公開されたランドローバー・ディフェンダー・バーテックス    AUTOCAR

新グレードに加え、ディフェンダー110には、2人掛けシートを3列配置した6人乗り(2+2+2)レイアウトが設定された。2列目には、より厚みのあるボルスターを備え、リクライニング可能な「キャプテンシート」が採用されている。

この6人乗り仕様では、後部座席のレッグルームが拡大された一方、2列目の中央シートの座面を取り除くことで荷室スペースが広くなった。

また、英国ではエンジンラインナップを一新。従来の『AJ』型スーパーチャージャー付きガソリンV8を廃止する一方、『P380』というマイルドハイブリッドのツインターボチャージャー付き3.0L直列6気筒ガソリンエンジンを追加した。最高出力は380ps、最大トルクは56.0kg-mとなる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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