日産、次期グローバルデザイン責任者にマシュー・ウィーバー氏を指名 『キャシュカイ』や『ジューク』など担当

公開 : 2026.08.07 17:25

日産は新しいグローバルデザイン責任者に、『キャシュカイ』や『ジューク』のデザインを手掛けた英国人のマシュー・ウィーバー氏を指名しました。両モデルとも、現在は欧州日産の主力製品となっています。

英国人デザイナーへ交代

日産のグローバルデザイン責任者に、英国人のマシュー・ウィーバー氏が10月1日付で就任する。同氏は『キャシュカイ』や『ジューク』などの開発に携わった経験があり、現在シニアデザインディレクターを務めている。

現職のアルフォンソ・アルバイサ氏は同日付で退任し、アドバイザーに就任。その後、12月31日に退職する予定だ。ウィーバー氏とアルバイサ氏は円滑な引き継ぎのため、協力して業務にあたることになる。

新たに日産のグローバルデザイン責任者に就任するマシュー・ウィーバー氏
新たに日産のグローバルデザイン責任者に就任するマシュー・ウィーバー氏

アルバイサ氏は、ロンドンを拠点とする日産デザイン・ヨーロッパおよび日産北米部門で実績を積み、2012年に日産のデザインディレクターに就任した。

ウィーバー氏は2001年に日産デザイン・ヨーロッパに入社した。同部門のオフィスは2003年にドイツのヴォルフラーツハウゼンからロンドンへ移転した。

「自らに挑戦し続ける」

ウィーバー氏は初代キャシュカイのコンセプトカーのエクステリアデザインを担当し、2代目以降の開発においても重要な役割を果たしたほか、ジュークのデザインにも携わった。

キャシュカイとジュークはいずれも、特に英国や欧州で人気を博している。

初代キャシュカイは、日本ではデュアリスという名で販売された。
初代キャシュカイは、日本ではデュアリスという名で販売された。

2023年、ウィーバー氏はAUTOCARの取材に対し、「常にクルマに魅了されてきた」と語っていた。

「売れ行きが良く、お客様の期待に応える製品を市場に送り出すという挑戦。それは実に大きな挑戦です」

「わたし達は(スポーツカーのような)高さ1m、幅3mというプロポーションに恵まれているわけではありません。それでも、手掛けるクルマを最大限に磨き上げなければなりません。そのためには、徹底的に探究し、自らに挑戦し続ける必要があるのです」

ウィーバー氏は2023年当時、英国、欧州、日本間の文化交流こそが「わたし達の製品の鍵」であると説明した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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