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2018.05.11

英BMW、リコールで非難 深刻な電気系統トラブルを明示せず

編集部より

英国BMWは、A級道路で電気系統が失われた車両を回避しようとして死亡事故が起きたことを受けて31万台超のリコールを発表しました。しかし、その対応の遅さや、当局に対し虚偽の報告をしていたことが事故につながったとして非難を受けています。

もくじ

接続不良により電気系統が失われる
英国で31万台がリコール対象に

接続不良により電気系統が失われる

英国当局(DVSA)は、深刻な電気系統トラブルの存在を隠していたことが死亡事故につながったとしてBMWを非難した。

DVSAによれば、BMWは電気系統が失われる問題を2014年時点で19件認識していたにも関わらず、適切な情報提供を怠っていたとのことだ。

この問題の存在はBBCの番組やDVSAによる調査で発覚した。これは2007年3月から2011年9月に生産された1シリーズ、3シリーズ、Z4、X1など31万2000台に影響する問題だ。

BMWによれば、このトラブルは「配線に問題があり、走行中の振動の影響でプラグが破壊され電源供給が失われる」ことによるものだという。つまり、バッテリーとヒューズボックスの接続が途切れ、エンジンが停止するとともにブレーキランプやハザードランプがなどが一切点灯しなくなるのだ。

2016年12月、66歳の元整備士であったナラヤン・グルングがフォード・フィエスタを運転中、このトラブルで暗闇に停止していたBMWを回避するため木に衝突して死亡した。

この件について、BMWは早期に対策を施し死亡事故を防ぐことが可能であったと指摘されている。BMWは2011年の時点でこの問題についてのクレームを受けている。

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