プロドライブ社、水陸両用車の市販化を計画 米「パンサー」がヒント

公開 : 2018.08.03 11:10

プロドライブのリチャーズCEOは、水陸両用車を自社開発する計画を立てています。自らも所有する米国の水陸両用車「パンサー」にインスパイアされ、欧州での型式認定取得を目指しています。公道走行モードから水中モードへとボタン操作で切り替え可能です。

もくじ

米国製「パンサー」にインスパイア
道路から直接水の中へ

米国製「パンサー」にインスパイア

プロドライブのデイビッド・リチャーズCEOは、水陸両用車を市販用に開発することを計画しているようだ。

このアイデアは米国製の水陸両用車、「ウォーターカー・パンサー」にインスパイアされたものだ。リチャーズ自身がパンサーを購入し、カスタマイズして使用している。しかし彼はついに自らの水陸両用車を新設計したくなったようだ。

彼はいう。「わたしはロサンゼルスでこのクルマを見て、そのクオリティに驚きました。そこで数台を欧州に輸入しようと考えました。しかし、そこには多くの障壁があり、EUの排出ガス規制やクラッシュテストも問題でした。型式認定を受けることすら困難だったのです」

「そこで、わたしはいちからの設計をすることにしました。われわれには知識もあり、それを行う若いエンジニアもいます。ボディをつくるためボートのエンンジニアも雇いました」

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