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2018.06.02

プロドライブ社とは何者か? 救急車からF1まで CEO語る自動車業界の今

編集部より

プロドライブは救急車のハイブリッド化、折り畳み自転車の開発、コンポジット素材の量産化など、ビジネス領域を広げています。しかしその中でも開発チームの競争力の源はモータースポーツの伝統にあるのことです。次世代ドライバーの育成にも力を注ぎます。

もくじ

救急車の現代化
増える電動化の仕事
折り畳み自転車の開発まで
コンポジット素材の量産化
F1での経験も
F1の将来への懸念
ラリーへの参入も視野
アストンとの関係
モータースポーツの未来を語る
次世代ドライバーの育成

救急車の現代化

「常々わたしは救急車のことを古臭い技術だと思っています。どうしたら現代的にすることができるか? われわれの次の仕事です」

デビッド・リチャーズ。1984年に彼が設立したレースチーム兼エンジニアリング会社のプロドライブの社長だ。彼のビジネスはとても多彩である。世界ラリー選手権(WRC)、世界耐久選手権(WEC)、そしてフォーミュラ1の活動と密接にかかわる一方で、2018年のプロドライブは、コリン・マクレーやリチャード・バーンズがスバル・インプレッサを操縦してラリーのタイトルを競った時代とは隔世の感がある。

今日、プロドライブはとても多様化し、コアビジネスは今やモータースポーツを飛び越えてしまったとリチャーズはいう。「レースの文化やそれに由来するDNAは健在ですよ。われわれは何ごとにもこのレースのDNAを持って取り組みます」

レースも続けている。実際、プロドライブは新型ヴァンテージでWECに参戦しているアストン マーティンのワークスの運営を行っている。世界ラリークロス選手権への急な参加のために新型ルノー・スポール・メガーヌの設計開発も行ったばかりだ。

しかし最近のプロドライブは、フォード・トランジット・バンや救急車のハイブリッド化、アメリカズ・カップのレーシング・ボートや折り畳み自転車の開発、それにマクラーレンP1やアストン マーティン・ヴァルカンのような高性能車の部品の仕事で大忙しである。

 
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