【価格/サイズ/内装/燃費は?】日産ルークス新型、デイズの名にお別れ プロパイロット進化 3/19発売

公開 : 2020.02.25 21:08  更新 : 2020.02.25 21:08

日産ルークス新型 パワートレイン

搭載されるエンジンは、659ccの直3 DOHCのBR06型。ノンターボが中心だが、トップグレードのハイウェイスターGにはターボ(インタークーラー付き)も設定され、前者は最高出力52ps/6400rpmと最大トルク6.1kg-m/3600rpmを発生。

ターボ車は最高出力64ps/5600rpmと最大トルク10.2kg-m/2400-4000rpmを発生する。

新型ルークス
新型ルークス

このエンジンはデイズでも好評のユニットだが、ルークスに合わせた最適なセッティングを施して搭載され、とくにターボ車では軽自動車を超える力強い走りを体感できる。また、従来型よりもエンジンの骨格を高剛性化したことで、エンジン音の静粛性を向上している。

いずれのエンジンも、最高出力2.7ps/1200rpmと最大トルク4.1kg-m/100rpmを発生する交流モーターと組み合わされたハイブリッドシステムを採用している。

組み合わされるミッションは、エクストロニックCVT(無段変速機)。駆動方式は、ノンターボ/ターボとも2WD(FF)と4WDを設定している。WLTCモード燃費は、ノンターボが20.8km/L、ターボが18.8km/L(いずれも2WD)。

日産ルークス新型 ユーティリティ

スーパーハイト系ワゴンは、使い勝手が重要視される。後席スライドドアの開口幅は、650mmを確保したことで、楽に乗り降りができる。

このスライドドアは、セレナで好評の片足を車体の下にかざすだけで自動で開閉する「ハンズフリー・オートスライドドア」を、グレードによるが両側ともに採用した。荷物で両手がふさがっていたり、子どもを抱っこしていても楽にドアを開閉することができる。

新型ルークスのラゲッジルーム
新型ルークスのラゲッジルーム

リアシートは最大320mmスライドさせることができるため、前方にスライドすると運転席に座ったまま、リアシートに座っている子どもに手が届く。また従来型と比較して、前席のシートのヒップポイントを60mm高くしたことで広い視界を確保している。

さらに、小さな子どもや年配の人の乗り降りをサポートする、助手席側スライドドア部の「オートステップ」をオプションに設定。ただし、持ち込みによる届け出でオーテック扱いとなる。

日産ルークス新型 装備

ルークスには、デイズで軽自動車に初搭載した運転支援技術の「プロパイロット」をさらに進化させて搭載した。

高速道路での「長距離運転」と「渋滞」という2大ストレスを軽減するのはもちろん、新たにミリ波レーダーを追加採用したことで、より遠くの先行車の状況を検知し、スムーズな制御が可能になっている。

(上)インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、(下)インテリジェント・エマージェンシーブレーキ(対人)
(上)インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、(下)インテリジェント・エマージェンシーブレーキ(対人)

もちろん、全方位の先進安全技術も搭載。前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などで自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す、「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を、軽自動車として初めて装備した。

また新たに、対向車がいてもハイビームを維持できるハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」(上級グレードのみ)や、前方の車両進入禁止標識/最高速度標識/一時停止標識の3つの標識を検知する「標識検知機能」、「インテリジェントDA(ふらつき警報)」、「先行車発進お知らせ」などを搭載している。

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