マツダの「魂動」を表現したフレグランス「SOUL of MOTION」がドイツiFデザインで金賞を獲得

2017.03.14

3月10日にドイツ・ミュンヘンで開催されたドイツのデザイン賞「iFデザインアワード2017」で、資生堂がマツダのデザイン・テーマである「魂動」を表現したフレグランス「SOUL of MOTION」がパッケージ部門の金賞を受賞した。

「iFデザインアワード」は、「iFインターナショナル・フォーラム・デザイン(iF International Forum Design GmbH)」が主催し、全世界の製品やサービス等を対象に優れたデザインを選定する権威あるデザイン賞。全部で7つの部門が設定されており、約60名のデザイン専門家によって年に一度、各賞が選出される。本年度は59か国から5,500点を超える応募があった。

今回、パッケージ部門の金賞を受賞した「SOUL of MOTION」は、マツダのデザイン・テーマである「魂動」を、資生堂のクリエイターが香りとボトル・デザインで表現することに挑戦したアート作品になる。資生堂、マツダの両デザイン・チーム共同で企画を練ったという。

審査員からは「マツダのデザイン・コンセプト『魂動』が独創的に表現されており、フォルムと機能に純粋さと調和性を備えた外カバーはそれ自体が芸術品のようだ」という評価を受けた。

資生堂の宣伝・デザイン部の信藤洋二チーフ・クリエイティブ・ディレクターは、「このたびは『iFデザインアワード2017(パッケージ部門)』金賞という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思っています。マツダと資生堂がお互いに持ち合わせている『日本の美意識』を昇華し、現在進行形の思想・哲学をイメージするプロダクトを共創できたこと、そして、その結果を世界で認めていただけたことに大きな喜びを感じています」とコメント。

マツダのデザイン・ブランド・スタイルを担当する前田育男常務執行役員は、「老舗のブランドとして様々なチャレンジを行いながらも、美に対して徹底的にこだわる独自のものづくりのスタイルを守り抜かれている資生堂と一緒にものづくりに挑戦できたことは本当に光栄なことでした。そして、この挑戦から生まれたフレグランスが名誉ある賞をいただいたことは、私たちにとっても大きな喜びです」と語っている。

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