パンダが浜名湖に大集合　パンダリーノ2019

公開 : 2019.06.03 11:10

パンダ・オーナーのイベント「パンダリーノ」が開催。全国から約300台が今年も浜名湖の渚園に集まり、オーナー同士の交友を深めました。写真57枚。

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すっかり5月の恒例行事となったパンダリーノ。今年もパンダを愛する人たちが浜名湖の渚園に集まった。

年季の入ったパンダ45。会場では一番古く、距離を走っている個体ではないか、とオーナーの談。

新旧様々なパンダが集うパンダリーノの会場。様々な仕様の違いなどから、2台と同じクルマを見かけない。

気持ちいい天候に恵まれた。5月も下旬となると気温も上昇するが、日陰で風が吹くと気持ちの良いイベント日和だった。

広大な芝生の広場に並ぶ歴代パンダたち。300台もいても小っちゃなパンダだけに、ゆったりとした間隔を確保することが可能だ。

パンダを創意工夫で愉しむ姿を通して、フィアットのクルマづくりのベースの妙を見ることができる。

パンダ以外の参加車も看過できない。ランチア・ゼータ。運転席以外外せるシート等、パンダ的ではある。

所謂「ガチャガチャ」。一回300円でダイヤルを回すとカプセルが出てくる

バッジやマグネットなどの他「当たり」が出るとさらに豪華賞品ももらえるとあって、列ができていた。

子供以上に大人が何度もチャレンジしていた。しかし、引きがいいのは子供のようである。

このカプセルには2010年、パンダ発売30周年の時に作成されたバッジと今年のマグネットが入っていた。

パンダリーノはパンダのコンセプトを具現化したイベントだということもできる。会場にはジウジアーロ直筆の品々も。

「パンダリーノ」というイベント名とロゴをジウジアーロが直筆した色紙も。

来場こそかなってはいないものの、直接パンダリーノ参加者にあてたメッセージも展示された。

全国津々浦々、最近では欧州車専門ショップを中心に取り扱いも増えたユニルオパール。

今年日本上陸5周年を迎えたユニル。オイルに勝るとも劣らない人気のホイールクリーナー。

会場ではホイールクリーナーのデモンストレーションも催された。いきなりホイールにかけてしばらく定着させる。

水をかけると汚れがきれいに流れ落ちる。しつこい汚れは多少ふき取ることできれいに。簡単なばかりでなく効果も絶大だ。

ちょっとおしゃれで日本のカー用品とは違う視点も面白いノルオート。買い得品がたくさん並んだ。

カーラッピングショップではフィルムの端切れも販売していた。古くなる前にDIY用などに是非とのこと。

会場で人気だった、浜名湖のうなぎのねぎまと、エシャロットの豚肉巻き。歯ごたえも香りも楽しめる一品。

ガッティーナはシトロエン・ジャンピーで会場に乗りつけた。名物卓袱カレーはスパイシーだが後を引く味わい。今年も人気だった。

小さなパンダでも、ベッドとテーブルを作ってバンライフを楽しむことができる。

5桁メーターのため分かりにくいが、すでに4回目の44000キロ、現在344000キロを超えたところだそうだ。

ルーフを畳んだ時のベルトは自作したものに変えられていた。オリジナルはテンションが強すぎて傷みやすいそうだ。

パンダで車中泊をして、ワインを楽しむこともあるというオーナー。飲んだら乗るな、という「自戒」のカードも洒落ている。

シンプルだから、ユーザーの思い通りにカスタマイズできるのがパンダの魅力。このカウンターではパスタも楽しむそうだ。

我が国で最もパンダ的？な一台は地元浜松生まれのジムニーだろう。ステルスマスクが愛嬌を増す。

動物のパンダとのコラボレーションも楽しいパンダリーノ。しかし、どのパンダも自由過ぎる。

プレーンでスクエアなデザインだからこそ、白いボディはパンダの中のパンダ。遊びの幅も無限大だ

ヘッドレストがパンダの顔に、一瞬ぎょっとするパンダ・オン・パンダである。

500は二代目パンダをベースにした人気モデルだが、ベースに流れる思想はやはりパンダそのものと言っても良いだろう。

この500はイタリアの高級ヨット・ブランド『リーバ』とのコラボレーション限定車。マホガニーのウッドトリムやポルトローナ・フラウのレザーシートなどでリッチにドレスアップされている。

レジャーシートがあれば、そこはマイルーム。パンダが一台あれば自分だけの最高の時間が過ごせる。

木製のシフトノブ。パンダの顔のデザインが愛くるしい。触り心地も抜群だった。

パンダリーノトークショー。映画のあの場面で、あのクルマがパンダでなかったなら。確かにパンダも代わりのないクルマだ。

オーナーの悩み、確かにここなら解決するのかもしれない。クルマの縁が人の縁である。

パンダをEVにした、パンダ・エレットラというクルマが今回のパンダリーノの会場に？

と思いきや、毎年恒例の「顔芸パンダ」の2019バージョンでした。細かいところまで旨く再現されている。

あちらの新聞や雑誌なども置かれ、イタリアの日常が巧く表現される。コネクタを作成するためにホースを活用。

若者のクルマ離れとはどこの話だ、と言わんばかりの濃いクルマ好き若者の集まり。エレットラにはやはりこのステッカーが。

3Dプリンターで作ったパンダのミニカー。パンダはなかなかうまく表現されている。

作者の方の愛車はこちら。タイヤのオフセットなどの再現なども含めて、なかなかの出来栄えだ。

会場で見つけたアンティーク。これは昔のトリノナンバー。前後のものがそろっているのは珍しい。

前後の揃ったトリノナンバー、書類もそろっていた。こうしたケースはなかなか見かけることはない。

ランボルギーニのトラクターに引かれたパンダ。大いにギャラリーの心を惹きつけていた。

パンダのガーランド。パーティーや、クルマの集まりの時に使えそうだ。トランプのような素材で屋外でも重宝しそう。

初代、二代目、3代目と用意されている。2代目はカラーリングが多彩なので、好きなものを選べるそうだ。

パンダリーノ恒例の脚立パンダ。キャリアにしっかりと板が仕込んであり大人が立てるようになっている。

趣味的に寄りすぎず、現行型でカーライフを楽しんでいる人も多いパンダリーノ。

パンダ好きにはたまらない、また古いモデルに乗っている人にとっては確保問題が切実なお宝が多数出るじゃんけん大会。

大人もついつい熱が入る。しかし、全てはパンダのため。楽しそうで見ているだけでも楽しくなる。

帰りに備えての点検だろうか。ボンネットを開けたり、ジャッキアップしたりという光景も会場のあちこちで見られた。

ワールドカップ・イタリア大会を記念して作られたオープンモデルのパンダ。こちらもご常連の一台。

子供が走り回れる環境も最近ではなかなかないもの。パンダと共に楽しい思い出ができたのだろうか。

最後に恒例の記念撮影。納まりきらないほどのメンバーの笑顔にパワーをもらえたようだ。

楽しい時が経つのは早いもの。来年は発売40周年記念。再会を約束して家路へとついていた。

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