コンチネンタルタイヤ 進化した「オールシーズン・コンタクト2」発表 スタートは49サイズから

公開 : 2024.01.16 21:25

コンチネンタルタイヤは、天候に左右されない安全性とドライビングプレジャーを追及したオールシーズンタイヤ「オールシーズン・コンタクト2」の発売をアナウンスしました。スタートは15~21インチの49サイズからです。

「オールシーズン・コンタクト2」発売サイズは15~21インチの49サイズ

コンチネンタルタイヤは、海外自動車メディアや自動車クラブが実施するオールシーズンタイヤ比較テストにおいて高く評価され、1位にも多く選ばれた、前モデルである「オールシーズン・コンタクト」のテクノロジーをさらに進化させ、あらゆる天候下で優れた安全性とドライビングプレジャーを提供する「オールシーズン・コンタクト2」の発売を2024年2月15日より開始すると発表した。

発売サイズは15~21インチの49サイズで、順次拡大予定。価格はオープンプライスとなる。

コンチネンタルタイヤ「オールシーズン・コンタクト2」
コンチネンタルタイヤ「オールシーズン・コンタクト2」

オールシーズン・コンタクト2の開発は、あらゆるタイプの車両のニーズを念頭に置いて進められたという。

新しいトレッドパターンデザイン/ラバーコンパウンド/カーカス構造の採用とその組み合わせにより、前モデルで高い評価を得ていたスノー性能を妥協することなくドライ・ハンドリング性能の向上とウェットとドライ両路面における制動距離の大幅な短縮を実現したと語る。

さらに、走行安全性を損なうことなく転がり抵抗性能を大きく向上することで、燃費低減と電気自動車の航続距離も可能にしたと付け加えた。オールシーズン・コンタクト2は、温暖な季節のドライ/ウェット両路面での操縦安定性、ブレーキング性能は勿論、冬の冷たい雨や突然の降雪でも優れたグリップ力を発揮し、一年を通してドライバーの期待に応えるパフォーマンスを提供するとアナウンスしている。

「オールシーズン・コンタクト2」のユーザーベネフィットとテクノロジー

天候や路面状況を問わず、高い安全性と快適でスムーズなドライビングエクスペリエンスをもたらす「アプティブ・パターン」

前モデルから進化したオールシーズン・コンタクト2のアダプティブ・パターンは、オフセット・Vシェイプ・パターンとC字型のトレッドブロックが特長となる。外側に向かって開いた方向性のあるオフセット・Vシェイプ・パターンとオープン・ショルダー・グルーブが迅速かつ効率的に水を排出することで、優れた耐ハイドロプレーニング性能とウェット路面での安全性を発揮するという。

タイヤのセンター部分にセルフ・レインフォース・リンクで連結されたC字型ブロック・パターンを配置することでトレッド剛性が向上し、使用開始からタイヤの寿命の終わりまで、優れたハンドリング性能が持続すると述べた。

内燃機関車の燃費低減/電気自動車における航続距離の延長/タイヤ寿命の向上を実現する「スマート・エナジー・カーカス」と「アプティブ・パターン」

コンチネンタルタイヤ「オールシーズン・コンタクト2」
コンチネンタルタイヤ「オールシーズン・コンタクト2」

オールシーズン・コンタクト2では、エネルギー効率を向上させるためにカーカスとインナーライナーに低ヒステリシスの新素材を使用した。これによりエネルギー損失が減り、転がり抵抗が向上したという。

さらにアダプティブ・パターンの採用で力の伝達が最適化され、タイヤ摩耗が低減、タイヤ寿命が長くなり、優れた燃費性能と、電気自動車の航続距離延長を実現する。

季節や天候に左右されない確かなグリップ力と操縦安定性。一年を通して高い安全性を発揮する「チリ・ブレンド・コンパウンド」

オールシーズン・コンタクト2のラバーコンパウンドは、コンチネンタルを代表する夏タイヤと冬タイヤ用に開発され、名前に「チリ」を冠する5つのコンパウンドの組み合わせから生まれたオールシーズンタイヤ専用コンパウンドだという。

チリ・ブレンド・コンパウンドと名づけられたオールシーズンタイヤに求められる性能バランスの高いコンパウンドにより、冬の寒冷な路面や雪道での確実なグリップ力と正確なステアリングレスポンスは勿論、温暖な時期やドライ・ウェット両路面でも優れたブレーキング性能を発揮し、更に新開発の柔軟なエラストマー・ネットワークにより摩耗を抑え、燃費も向上させると付け加えた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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