【日本の黒に拘る】BMW X7に漆黒の限定車『ブラック・アルファ』を日本限定100台で発売
公開 : 2025.05.10 08:05 更新 : 2025.05.10 10:32
X7 ブラック・アルファのインテリア
運転席、助手席への乗り込み時に、足元を照らすドア・プロジェクターの描く一筆書きの『α』が輝く姿に高揚感を覚えながら踏み込む『X7 ブラック・アルファ』のインテリア。
センター・コンソールに施された『X7 ブラック・アルファ』専用バッジは、仏像や梵鐘、茶道具などの着色を手掛けてきた富山県高岡市の老舗『モメンタムファクトリー Orii』の職人が、手作業でレーザー彫刻を施し着彩した真鍮の特別製。金属調の冷たいシルバーではなく、『純銀』に近い色調に拘った逸品である。

さらに『X7 M60i xドライブ ブラック・アルファ』のみの特別装備として、インテリアトリムとセンター・コンソールには、漆芸作家の服部一齋氏作の漆蒔絵/螺鈿装飾トリムが用いられている。
ほどよく吹く追い風『時つ風』をイメージし、深淵の中に吹く時つ風が吹くことで輝く一筋の光を銀で表現。
白蝶貝の輝きをアクセントに、繊細に塗られた漆と銀によって上質でしっとりとした蒔絵らしい光を纏い、直線的で力強いデザインはBMWの『駈けぬける歓び』を表している。
さらに『X7 M60i xドライブ ブラック・アルファ』専用のフロア・マットは京都の老舗織物メーカー『川島織物セルコン』による特別製となる。
2024年のミラノデザインウィークで同社が示した100種類の異なる黒の織物『百の黒−A Hundred Black』での知見を生かした専用染色糸を用いて、職人の手作業で製作された、日本伝統の『深い黒』に拘ったウール素材のフロア・マットである。