半世紀前の高級GT、V8搭載で来年復活へ ジェンセン『インターセプター』後継車 英国で限定生産

公開 : 2026.01.18 11:05

ジェンセン・インターセプターがV8エンジン搭載の高級GTとして来年復活することが決まりました。新型車はレストモッド専門企業ジェンセン・インターナショナル・オートモーティブ(JIA)が開発し、英国で生産されます。

生産終了から半世紀、ついに「新型」が登場

かつて英国に存在していた自動車メーカー、ジェンセン・モーターズが1960年代に発売した高級GT『インターセプター』が現代に復活する。

開発元は英国のジェンセン・インターナショナル・オートモーティブ(JIA)で、インターセプターのレストアレストモッドを専門とする企業だ。

1966年から1976年まで生産されていたオリジナルのジェンセン・インターセプター
1966年から1976年まで生産されていたオリジナルのジェンセン・インターセプター

今回の新型車はJIA初の完全新規設計モデルで、来年に登場する予定だ。少量生産のため、非常に高価になるだろう。

JIAによると、「超高性能」かつラグジュアリーなモデルであり、完全なアナログの運転体験を提供するという。

詳細は不明ながら、1960年代のオリジナルのインターセプターと同様、マニュアル・トランスミッションを採用し、キャビンには物理的なスイッチ類が多数配置されるものとみられる。

軽量アルミシャシーにV8エンジン搭載?

また、新型車にはシボレーコルベットのエンジンが搭載されると予想されている。コルベットC8の6.2L V8エンジンは標準で最高出力502ps、最大トルク62.5kg-mを発生するが、JIAは新型車のパワートレインが「専用設計」となるとしている。

初代インターセプターはクライスラー製の6.3LビッグブロックV8を搭載し、250psを超える出力と最高速度約225km/hを実現していた。

JIAが発表した新型『インターセプター』の予告画像
JIAが発表した新型『インターセプター』の予告画像    ジェンセン・インターナショナル・オートモーティブ

JIAの新型車は軽量アルミニウムシャシーを採用する見込みだ。

デザインはまだ明らかにされていないものの、公開された予告画像から、長いボンネット、流麗なルーフライン、低く構えたスタンスなど、初代モデルと同様のコンセプトを踏襲することが確認できる。

JIAのマネージングディレクターであるデイビッド・デューアデン氏は、「ラグジュアリーな英国製GTというテーマを、まったく新しい次元へと昇華させる」と述べ、「完全に新設計のクルマとして誇り高く存在感を示すでしょう」と力を込めた。

発表日は未定だが、英国ルーツを強調するのであれば、7月に開催予定の自動車イベント、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでのデビューが有力だろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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