暗すぎるヘッドライトをなんとかしたい!電球交換だけでは無理だった?【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #7】

公開 : 2026.01.16 12:05

イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第7回は、『暗すぎるヘッドライト』について記します。

ライトの暗さが悩みのひとつ

こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載第7回は、旧車に乗っている人の多くが悩むひとつの課題だと思われる、『暗すぎるヘッドライト』とそれに対して行ったことを記します。

古いクルマに乗っている人で、「ヘッドライトが暗いなあ」と思ったことがある人は少なくないでしょう。

メッキがくすみ、レンズ裏も汚れ『目がくすんでいる』状態のため、ヘッドライトがとても暗い状況でした。
メッキがくすみ、レンズ裏も汚れ『目がくすんでいる』状態のため、ヘッドライトがとても暗い状況でした。    遠藤イヅル

1980年代生まれのクルマともなると、標準のヘッドライトバルブでも水準的には現代のハロゲンバルブ装着の新車と変わらないのですが、それでも現在主流となりつつあるLEDの明るさには叶いません。

また、それよりも古い年式になると、暗い白熱球バルブなどを使用している車種や、ライトごと電球になっている『シールドビーム』を採用していた例もあります。

また電球以外にもハーネスの劣化、レンズの汚れ、リフレクターのくすみなどもヘッドライトが暗くなる理由にあげられます。

我がB11サニーカリフォルニアも、購入当初はリフレクター(特に向かって左側)のメッキが完全にくすんでいて、剥がれ、サビもある状態。レンズ裏も汚れているようで、明らかにヘッドライトが暗いのです。初めて夜走り出した時、思わず「暗っ」と叫んでしまったほど。「どうやって車検に受かったんだろう」というレベルでした。

対策には、ヘッドライトを『カラ割り』して洗浄したり、業者にリフレクターの再メッキを依頼するなどの方法があると思いますが、筆者がひとまず行ったのが、ヘッドライトバルブの『高効率バルブ化』でした。

高効率バルブとLEDバルブでなんとかしたい

そのバルブには、自動車部品メーカー『辰巳屋興行』が展開する用品ブランド『レーシング・ギア』の『ハロゲンバルブ 【パワー ビーム 3400K】 H4 G40P』(参考価格4840円)を選択。純正のワット数(55/60W)そのままに、135/145Wクラスの明るさを実現したという車検対応高効率バルブです。

3400Kは『白っぽい黄色』という色温度。以前この連載で室内灯をLED化した際にも記したのですが、古いクルマなので青や白い光は避けたかったので、ヘッドライトも同様に電球ぽい色をチョイスしました。

劣化したヘッドライトのまま、ヘッドライトバルブをLED化した状態。これでも購入時よりは十分明るくなったのですが……。
劣化したヘッドライトのまま、ヘッドライトバルブをLED化した状態。これでも購入時よりは十分明るくなったのですが……。    遠藤イヅル

しかし、ネットでの評判がよいこのバルブを用いても、ヘッドライト自体の劣化には抗えず、明るくなったのは間違いないもののそれでもまだ暗い、と言う結果に終わりました。そこで次は、いよいよバルブのLED化に着手しました。

LEDバルブには色温度の違いや、冷却ファンの有無、チラツキを抑えるドライバーユニットが別体もしくは内蔵など、さまざまな種類があります。今回はファン内蔵ながらコンパクトで、ドライバーユニットも内蔵式というIPF製の『LED エフェクター ヘッド&フォグバルブ(H4)』(参考価格1万3200円)を購入しました。

こちらも色温度にはこだわり、ハロゲンバルブに近い4000Kを選んでいます。ノーマルバルブとの交換もあっという間に終わり、いざどのくらい明るくなるかな? と期待も高まります。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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