【アキュラ・インテグラ・タイプS】『カッコインテグラ』日本復活なるか?パワートレインはシビック・タイプR! #TAS2026

公開 : 2026.01.10 11:10

ホンダは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026』にて、『アキュラ・インテグラ・タイプS』を展示。シビック・タイプRのパワートレインを搭載した、北米仕様インテグラのトップグレードです。

『インテグラ』の日本復活はあるのか?

ホンダは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026(以下TAS)』において、参考出品モデルとして『アキュラ・インテグラ・タイプS』を展示した。

今回、ホンダ・ブースでは『HRC』ブランドを全面に押し出し、HRCの技術や知見をフィードバックしたスポーツモデルやSUVが主役となっていたが、ブースの端、比較的目立ちにくいところに鮮やかなブルーの5ドアハッチバック車が飾られていた。

アキュラ・インテグラ・タイプS
アキュラ・インテグラ・タイプS    山田真人

実はこれ、北米市販モデルの『アキュラ・インテグラ・タイプS』。ホンダ・ファンならご存知だろうが、シビック・タイプRのパワートレインを搭載した、北米仕様インテグラのトップグレードだ。

『インテグラ』は、かつてはホンダのコンパクト・スポーティクーペ(セダンもあった)として、1985年から4代にわたってラインナップされていたが、日本市場では2007年にフェードアウト。

だが北米では2022年モデルからシビックをベースにした5代目インテグラが『アキュラ』ブランドで登場し、2023年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

今回のTASでは、SUVの『パスポート』とともに北米生産のホンダ車として展示されたが、これは対日貿易赤字削減への貢献姿勢を示して、北米生産車を日本に導入することを検討していることの表れでもあろう。

パワーユニットはシビック・タイプRと基本的に同じ

インテグラ・タイプSについて少し紹介しておこう。サイズ的には、シビックより全長が少し長い。フロントまわり以外はシビックと似たスタイルの5ドア・ハッチバックかと思われたが、ボディパネルはまったくの別もの。

パワーユニットはシビック・タイプRのものと基本的に同じ2Lの直列4気筒ターボVTECエンジンだが、北米仕様のパワースペックは最高出力が320ps/最大トルクが420Nmとされている(日本仕様のシビック・タイプRは330ps/420Nm)。

アキュラ・インテグラ・タイプS
アキュラ・インテグラ・タイプS    山田真人

10本スポークのアルミホイールや265/30R19のミシュラン・パイロットスポーツタイヤ、ブレンボのブレーキキャリパーなどは、シビック・タイプRと共通のようだ。

車両重量がシビック・タイプR(1430kg)よりわずかに重い(1460kg)ので、走りは若干マイルドといわれているが、大きな違いはないだろう。

現在受注が一時停止しているシビック・タイプRだから、このインテグラ・タイプSでいいから日本に導入して欲しい! と思っているホンダ・ファンは少なくないのでは。

ちなみに、日本に導入された場合、車名は『ホンダ・インテグラ』となるのだろうか? 現在、日本では『アキュラ』ブランドは展開していないから、その点も気になってしまうのだが、さて……。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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