シトロエンの真骨頂!ベルランゴXTRはシートだけでも購入理由になる【日本版編集長コラム#68】

公開 : 2026.02.08 12:05

むしろ好きになりつつある

シトロエンはデザイン世代交代の最中で、このベルランゴもマイナーチェンジで新世代フェイスになった。当初は違和感があったものの、慣れてきたら、むしろ好きになりつつある。それはクルマ自体の印象がいいことと、無関係ではないだろう。

惜しいのはテールゲートが跳ね上げ式なことくらいで、日本の狭い駐車場環境では、ちょっと不便に感じる場面もあった。ただし2列目シートを倒すのが容易で、ゲートが開かない時はそこからアプローチできたのと、テールのガラスだけ開閉可能とすることで、多少カバーできている。

テールゲートは跳ね上げ式だが、このようにガラスだけ開閉が可能だ。
テールゲートは跳ね上げ式だが、このようにガラスだけ開閉が可能だ。    平井大介

シトロエン・ベルランゴは、動きが軽快で、乗り心地もよく、毎日使っていて疲れが少ない。こういった快適さは、まさにシトロエンの真骨頂だ。それでいて燃費もよく、その全てはユーロ・ミニバンとしての底力を感じさせるもの。

ただし違う側面から見ると、これは電動化していないからの強みとも言えるわけで、長年慣れ親しんだものの延長にあるのだから、しっくり来たのは当然なのかもしれない。ならばシトロエン・ベルランゴは、新車で買えるうちに手に入れておきたいクルマだと、改めて思ったのである。

……実は今回のコラム、ベルランゴとプジョー3008の比較を書く予定が、ベルランゴだけでこの長さになってしまいました。というわけで、当コラムはしばらくフランス車の話が続く予定です。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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