軽EV『日産サクラ』が新顔&新色を得てモデルチェンジ! プライスダウン、機能充実でライバルを迎え撃つ

公開 : 2026.04.17 11:45

新訴求色『水面乃桜―ミナモノサクラ―』

マイナーチェンジされたサクラの外観は既に公表されていたとおり、ボディカラーと同色のカラードフロントグリルや、カッパー(銅)色があしらわれたフロントバンパーなどで顔つきを一新。日産EVの兄貴分である、アリアリーフと共通なイメージでまとめられている。

トップグレードの『G』ではアルミホイールを15インチにアップし、従来型の『水引』のテーマを継承しながらダイナミックなデザインへ変更した。

ボディカラー同色のフロントグリルや、カッパー色があしらわれたバンパーなどで顔つきを一新。
ボディカラー同色のフロントグリルや、カッパー色があしらわれたバンパーなどで顔つきを一新。    篠原政明

ボディカラーでは、新色の訴求色『水面乃桜―ミナモノサクラ―』を日産車で初採用。その車名から、これまでも他のクルマよりはピンクが選ばれる率の高かったサクラだが、このボディカラーはさらに人気を集めそうだ。それ以外にも2トーンを含め全10色を用意している。

軽自動車としての機能も進化

また、日常使いを重視する軽自動車らしく、助手席カップホルダーの追加をはじめ、人や荷物の置き去りを防ぐ『後席リマインダー』、接近時アンロック/降車時オートロックも装備。さらに、エアコンの風向性能改良や、ドライブモードスイッチの変更(ステアリングコラム右からセンターダッシュ右下に)などが行われた。

また、充電ポート、普通充電コネクタにイタズラ防止のロック機構を追加し、100V AC電源(1500W)をラゲッジルームとインパネの2ヵ所に設定(メーカーオプション)するなど、軽自動車としての機能も進化させている。なお、今回のマイナーチェンジではパワートレーンに変更はない。

ドライブモードスイッチの変更など、機能も進化させている。
ドライブモードスイッチの変更など、機能も進化させている。    篠原政明

上級グレードのGは300万円切り

グレードと車両価格は、上級グレードの『G』が299万8600円(従来型より8万3600円安)、中間グレードの『X』が259万9300円(同、据え置き)、エントリーグレードの『S』が244万8600円(同、8万8000円安)となる。いずれのグレードも2026年度CEV補助金は58万円となっている。

Gはニッサンコネクトナビや15インチ アルミホイールなどを標準装備して300万円を切る価格に。

今回のマイナーチェンジではパワートレーンに変更はない。
今回のマイナーチェンジではパワートレーンに変更はない。    篠原政明

Xはインテリジェントアラウンドモニターや前席&ステアリングヒーターなど、従来型でオプションだった装備を標準化して価格を据え置き。

Sは従来型では法人向けだったが、ユーザー拡大を図るエントリーグレードとしてバックモニターなどを標準装備。ただし、Sのみ外観は従来型と同じだ。

軽EVとしてだけではなく、軽自動車としても、より使いやすさを求めて細部まで改良された『日産サクラ』。企業努力によるプライスダウンも、ライバルたちに影響を与えることは間違いないだろう。

日産サクラのスペック

全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
ホイールベース:2495mm
車両重量:1070〜1090kg
モーター:交流同期電動機
最高出力:47kW
最大トルク:195Nm
バッテリー総電力量:20kWh
WLTCモード航続距離:180km
駆動方式:FWD
タイヤサイズ:155/65R14(S、X) 165/55R15(G)
価格:244万8600円〜299万8600円

マイナーチェンジを受けたサクラ、価格は244万8600円〜299万8600円となる。
マイナーチェンジを受けたサクラ、価格は244万8600円〜299万8600円となる。    篠原政明

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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