【連載:清水草一の自動車ラスト・ロマン】#41 我が人生、日産シルビアに恩アリ!

公開 : 2026.09.18 12:05

ありがとうシルビア

そこで1999年に登場した最後のS15型は、反省を込めて5ナンバーサイズに戻すなど、体育会系ドリフトマシンに回帰。個人的には、「すっごくいいクルマになったな~」と思ったけれど、時すでに遅し。スポーツカーの時代は完全に終わっており、わずか3年で生産終了となった。

世の趨勢とは無関係に、私とシルビアの付き合いは、モデル消滅期に復活を遂げた。

おかげでフェラーリでも定常円旋回できるようになりました!
おかげでフェラーリでも定常円旋回できるようになりました!    フォッケウルフ

2002年、サーキット走行仲間と共同で、S13型のポンコツ180SX(20万円)を購入。エンジンが逝ってしまったので、翌2003年にはフルチューン済みのS14型シルビア(50万円)に買い替え、サーキット走行に燃えた。

同じ頃には雑誌の企画で、S15型シルビア(広報車両)をエビスサーキットに持ち込み、『ドリ小屋』なるドリフト合宿に参加して、ドリフトの猛練習までさせてもらった。おかげでフェラーリでも定常円旋回できるようになりました。ありがとうシルビア!

結局我がカーライフは、S110型に始まり、S13型、S14型、そしてS15型にまでお世話になってしまいました。足を向けて寝られません。

(つづく/隔週金曜日掲載、次回は10月2日金曜日公開予定です)

記事に関わった人々

  • 執筆

    清水草一

    Souichi Shimizu

    1962年生まれ。慶応義塾大学卒業後、集英社で編集者して活躍した後、フリーランスのモータージャーナリストに。フェラーリの魅力を広めるべく『大乗フェラーリ教開祖』としても活動し、中古フェラーリを10台以上乗り継いでいる。多くの輸入中古車も乗り継ぎ、現在はプジョー508を所有する。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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