モスクワ・モーターショーは、インターナショナルなモーターショーの中にあっては、最大でもなければ最高のショーでもない。しかし、今年のモスクワ・モーターショーはここから何かが始まるという雰囲気があった。

世界的なデビューをここでするクルマは少なかったが、その話の中心は、ヨーロッパ最大の市場となっているロシアでの販売についてだった。

ここで発表されたのは、マツダ6（日本名：アテンザ）、ジャガーXFおよびXJの4WD、フェイスリフトされたランドローバー・フリーランダー、アウディR8などだ。また、ロシア市場にターゲットを絞ったモデルも発表されている。日産アルメーラと、シボレー・コバルト、プジョー408だ。

コンセプトカーの不足は、このモーターショーを寂しいものとした。唯一のコンセプト・カーがラーダのXレイ・クロスオーバーだ。

モスクワ・モーターショーは一般公開日には1日100万人もの入場が見込まれている。

詳しくはモスクワ・モーターショー特設ページへ