メルセデス-AMG A45 4マティック

公開 : 2015.09.11 23:40  更新 : 2017.05.23 16:35

メルセデスの猛烈なホットハッチは2015年モデルとしてフェイスリフトした。パワーアップにシャシーの改良、装備の拡充が見どころである。

■どんなクルマ?

今年で2年目のメルセデスA45 AMG 4マティックは、この度フェイスリフトしたばかりである。

エアロダイナミクスの向上を目指してエクステリアが変更されただけでなく、質の高いマテリアルの追加を中心としてインテリアの微細な変更、エンジンのパワー・アップ、可変ダンパーを中心としたシャシーの改善を受けた点が本バージョンの見どころである。

また、この年式からはメルセデス・ベンツA45 AMGではなく、メルセデス AMG A45となり、最近のネーミングのルールにそっている。

外観の変更は、あまり目立つものではない。前部はバンパーの形状の見直しと冷却ダクトの大型化がなかでも大きな変更点であり、後部はテールゲート上のスポイラーとリア・バンパーの形状変更、台形のクローム・テールパイプがよく見ると変わっているといったところだ。

カスタマーはオプションにてAMGエアロダイナミック・パッケージを選ぶことも可能。こちらならば、前後のスポイラーやディフューザー、ウイングが更に ‘男前’ なものにすり替わる。

中を見わたせば、インストゥルメントやステアリング、フロント・シート(やわらかくなった)の調整幅、トリム、色の組み合わせが変わっていることがわかる。テスト車の場合、アップル・カープレイやアンドロイド・オート、ミラーリンクなど多くのスマートフォン接続に対応した8.0インチのディスプレイも見ることができる。

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