メルセデス・ベンツSLがLAにて実車公開

公開 : 2015.11.19 22:00  更新 : 2017.06.01 01:41

2016年の販売に合わせて、メルセデス・ベンツSLはビジュアルと技術面を強化してロサンゼルス・モーターショーでデビューした。

決して大幅な意匠変更ではないがフロント・マスクは最新のメルセデス・ベンツのファミリー・フェイスを踏襲し、特にメルセデス AMG GTに似た形状となった。

フロント部分には、大型のダイアモンド・ラジエーター・グリルを採用し、LEDヘッドライトは標準の装備となった。

バンパーとボンネットは改めて設計し直され、大きくなったフロント・エア・インテークにはクローム素材がふんだんに使われるようになった。

エンジン・ラインナップはこれまでのSL400、SL500、AMG SL63、AMG SL65のものと大きく変わらないが、SL400は36psアップの367psと51.0kg-mをマークする。最高速度は249km/hに制限されたままだが、0-100km/hタイムは4.9秒となる。

SL500の最高出力は455psと変わらず。SL63の585psとV12を搭載するSL65の630psの値も依然として変わりない。すべてのグレードには9速9G-トロニックATが標準搭載されるとのことだ。

SLには、ボディ・ロールを低減する ‘カーブ’ ファンクションが組み合わされる。SLよりも大きなSクラス・クーペが組み合わせていたものと同じである。

さらにダイナミック・セレクト・システムも組み合わせ、サスペンションの設定をコンフォート〜設定変更がなされたスポーツ+モードまで切り替えられる。

価格に関しては正式に発表されていないが、従来の£73,575(1,389万円)から値下がりすることが予想され、£70,000(1,322万円)を切るのではとの話もある。

スペック詳細は1月にアナウンスされ、4月には初期ロットがデリバリーされる見込みだ。


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