メルセデス・ベンツ220CDIブルー・エフィシエンシー

公開 : 2012.10.02 18:49  更新 : 2017.05.13 12:52

■どんなクルマ?

2013年のメルセデス・ベンツCクラスのフェイスリフトは、グレードに変更があった。人気のあるスポーツ・トリムは、AMGスポーツとAMGスポーツ・トリムの2つのグレードに分けられた。そのセットは、2トーンの18インチ・アロイホイール(スポーツは17インチ)と、15mm低い車高、AMGトランク・スポイラー、AMGスポーツ・シート、赤いシート・ベルトと赤いステッチの入ったトリムといった内容だ。

■どんな感じ?

われわれのテストした220CDIブルー・エフィシエンシーは、7速のパドル・シフトを持つオートマティック・ギアボックスとダイナミック・ハンドリング・パッケージ(ダッシュボードのボタンで、スロットル・レスポンスとギアシフト・タイミングを速めるスポーツ・モードが装着される)を持つ。

220CDIは、その経済性とCO2排出量のバランスから、Cクラスの中にあってベストセラーのエンジンだ。20.9km/lの燃費を持ちながら、0-100km/hを8.1秒で駆け抜けるパフォーマンスを持つ。そのパワー・デリバリーはモーターのようで、ピーク・トルクは1400rpmから2800rpmまで保たれる。そのパワーは、145km/h程度の高速道路における加速では衰えることはない。

クルーズ・コントロールは標準だが、1,895ポンド(24万円)を出せば、ブラインド・スポット・モニタリンク、レーンキープ・アシスト、プレセーフ・ブレーキなどを備えたドライバーズ・アシスタンス・パッケージが装着される。

パドルシフトは振動もなく、心地良い。ディーゼル特有のパワーの出方が、7速のギアボックスを非常にマッチングしている。さすがにAMGのようなサウンドは期待できないが、それ以外はディーゼル・エンジンにありがちな不満はない。

コーナーではフロントの食いつきが良く、低重心のロールを見せてくれる。ステアリングは、低速ではやや軽い気がするが、緻密で適切だ。

■「買い」か?

アップデートされたCクラスは、ロールが低く抑えられた素晴らしい高速クルーザーだ。ただし、最新のBMW 3シリーズと較べると、洗練さやしなやかさが足りないような気がする。ダッシュボード・デザインなどもその時代を感じさせずにはいられない。

とはいうものの、このフェイスリフトによって、最新の3シリーズに決して十分でないにしろ、しばらくは対抗できる延命策はとられたということができよう。

(リチャード・ブレムナー)

メルセデス・ベンツ220CDIブルー・エフィシエンシー

価格 28,305ポンド(357万円)
最高速度 230km/h
0-100km/h加速 8.1秒
燃費 20.9km/l
CO2排出量 136g/km
乾燥重量 1610kg
エンジン 直列4気筒2143ccターボ・ディーゼル
最高出力 168bhp/3000rpm-4000rpm
最大トルク 40.8kg-m/1400rpm-2800rpm
ギアボックス 7速オートマティック

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