アウディR8 LMS GT3の成功を記念した限定モデル、アウディR8 V10プラス・セレクション24hが公開された。装備のアップグレードと、モータースポーツにインスピレーションを受けた専用の3トーン・ペイントを特徴とするモデルだ。

カラー・コンビネーションは、ホワイトのボディに、フロントおよびリア・バンパー、サイド・スカート、サイド・エア・インテークにレッドのアクセントが入り、エアロダイナミクス・バーツがカーボンファイバー製のグロス・ブラックに、そしてドア・ミラーとホイールがブラックにペイントされる。

インテリアは、ドア・シル・パネルにシリアルナンバーが入れられ、トリムにはカーボンファイバー製のグロス・フィニッシュが行なわれ、R8 24hロゴがサイド・ブレード、ボディ・パネルに取り付けられる。また、”モノポスト・アーク” が、インテリアのアクセントとして使われている。これは、カーボン製のステアリングやインストルメント・クラスターと共にシングル・シートのレーシング・カーだと印象づけるための演出だ。

エンジンは、通常のR8 V10プラスから変更はなく、パフォーマンスは0-100km/hが3.2秒、そして330km/hの最高速という数字にも変化はない。

また、R8 V10プラスでオプションとなるダイナミック・ステアリングやアダプティブ・マグネティック・ダンパー、レーザー・ヘッドランプは、このセレクション24hでは標準となる。

生産台数は24台の限定で、価格はまだ発表されていない。