次世代のBMW M5のテスト風景をキャッチ

公開 : 2016.05.28 22:50  更新 : 2017.06.01 01:31

次世代のBMW M5のテスト風景を捉えることに成功した。その大きなフロント・エア・インテイクや、ドリルド・ディスク・ブレーキなどの重要なデザインキーが、この写真からも判る。また、この新しい5シリーズのフラッグシップ・モデルには、これまでのRWDに加えて、4WDモデルもオプションとして用意されることになっている。

エンジンは、ツインスクロール・ターボを備えた4.4ℓV8をスープアップしたバージョンが搭載される予定だ。パワー、トルクは現行のM5に搭載される558ps、69.4kg-mよりも当然ながら増大が見込まれている。トランスミッションは7速のデュアル・クラッチが組み合わせられる予定だ。

デザインは、2013年に公開されたコンセプト・モデル、ピニンファリーナ・グランルッソ・クーペ・コンセプトからの影響が強く見られる。今回キャッチした写真でも、大きく傾斜したリア・ウインドーとブート・デッキが見て取れ、現行モデルよりもスタイリッシュに仕上がっていることが判る。

インテリアは、最新の7シリーズのものと似たデザインで、48Vのエレクトリカル・アーキテクチャーも使用される模様。インカー・テクノロジーは、第5世代の i Drive システムが採用される。これは、新しいタッチ・パッドおよびタッチ・スクリーンを持ち、スマートフォンと似たピンチ、スワイプなどの操作が可能。また、センターにあるロータリー・ダイヤルで幅広い操作ができる。

価格は、現行の£75,000(1,200万円)よりも僅かながら増加する予定だ。



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