1.4ℓのマルチエア・エンジンそのものは同じだが、140psだった既存ユニットはチューンの末に170psをマーク。トルクもわずかに強化され、25.4kg-mを生みだす。発生回転数も少しだけ高まっている。

標準モデルで省かれていたリミテッド・スリップ・デフが組みあわされているのも重要。サスペンションは標準モデルのものを参考にしながら、ダンパーはビルシュタイン製に置きかわり、いうまでもなくスプリング・レートやアンチ・ロールバーは専用チューンである。

ホイール・アーチの下にはブリジストン・ポテンザRE050Aタイヤ巻いた17インチ・アロイ・ホイールがセットされる(標準モデルはS001)。これをブレンボ製の4ピストン・ブレーキ(前)が制動する。