フォルクスワーゲン・クロスブルーのテスト風景をキャッチ

公開 : 2016.08.18 04:30  更新 : 2017.06.01 00:44

フォルクスワーゲン・クロスブルーは2017年リリースを目指してテストが重ねられている。この7シーターのSUVは、フォルクスワーゲンのSUVラインナップの中では、トゥアレグティグアンの中間に位置するモデルで、そのベースは2013年に登場したクロスブルー・コンセプトをベースとする。

テスト・モデルはかなり重いカモフラージュがされているが、そのデザイン・コンセプトは新しいディグアンで提示され、2017年のトゥアレグに集約されっる新しい大型のSUV共通のルックスを持つ。中でもクロスブルーは、マッシブなボンネット、四角く切り込まれたホイールアーチ、荒々しいアピアランスを特徴とする。

AUTOCARでは2013年にクロスブルー・コンセプトの試乗を既に行っている。この時に試乗したモデルは、190psの2ℓディーゼルと、フロントに55ps、リアに116psという2基のモーターを組み合わせたハイブリッド・ユニットを搭載していた。合計出力は306ps、トルクは71.3kg-mという値だ。バッテリーは9.8kWhのリチウム・イオンで、カーゴ・エリアに搭載される。

このハイブリッド・ユニットは、通常のターボチャージを受ける4気筒のディーゼルおよびガソリンと共に、ラインナップに加えられる予定だという。またV6ターボ・ユニットも特定の市場向けに用意されるという。

駆動方式はエントリー・モデルではFWD、そしてグレードの高いモデルには4WDも設定さえる。トップ・モデルには4WDが標準となる予定だ。

フォルクスワーゲンは、そのデビュー時期を明らかにしていないが、AUTOCARの見立てでは2017年のデトロイト・モーターショーが最も有力だと考える。

フォルクスワーゲンは、上からトゥアレグ、クロスブルー、ディグアン、T-ロック、T-クロスというSUVラインナップを予定している。



▶ 海外初試乗 / フォルクスワーゲン・クロスブルー・コンセプト

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