ミニやルノー5に対抗 名門ブランドから『MG GO!』登場 ファッショナブルな小型ハッチバック 英国らしさは他の国々で重要視
公開 : 2026.07.16 07:05
英国の名門ブランドであり、現在はSAIC傘下にあるMGは新型のコンセプトカー『MG GO!』を公開しました。スポーティな要素を備えたファッショナブルな電動ハッチバックで、2027年に欧州で発売予定です。
低価格路線からファッション志向へ
中国の上海汽車集団(SAIC)傘下の自動車ブランド、MGは新型のコンセプトカー『MG GO!』を公開した。量産モデルは、2027年にルノー5 Eテックやミニ・クーパーなどのライバルとして登場予定の『MG 2』になるとみられている。
MG GO!コンセプトは、7月9日に英国で開幕したグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、もう1台のコンセプトカー『MGサイバー』と共に一般公開された。

MG GO!の量産モデルは、これまでのMG車のような低価格車というよりは、楽しくてファッショナブルなモデルとして位置づけられる。
詳しい仕様については、EVであり、全長が約4mであるという点以外ほとんど明らかになっていない。現行の『MG 3』よりも小型で、サイズやプロポーションはルノー5 Eテックに近い。
スタイリングとしてはホットハッチの趣があり、ボディキット、大径ホイール、ディフューザーといったスポーティな要素を備えている。MGのデザイン責任者ヨゼフ・カバン氏はAUTOCARに対し、形状や精神は今後登場する量産モデルを予告するものであると明かした。
カバン氏は、このコンセプトカーは実質的に量産モデルを「グッドウッド向けにドレスアップした」ものであると述べている。MGは量産化の意向を明確に示したい考えだ。
由緒ある「英国ブランド」を強調
カバン氏によると、MGBなど同ブランドの過去のスポーツモデルからインスピレーションを得ているが、レトロなリメイクではなく、非常に未来志向のモデルだという。
「このクルマにはエモーショナルな要素が多く込められており、MGが再び動き出していることを実感いただけるでしょう」とカバン氏は語った。

MGモーターUK(英国部門)の製品責任者、デビッド・アリソン氏は、ファッショナブルなBセグメント車は「かねてより参入を望んでいた」カテゴリーであり、新たな顧客層をMGに呼び込むことになるだろうと述べた。
アリソン氏は「このクルマの外観とデザインの力強さから、おそらく従来のMG車には目を向けなかったであろう人々にもアピールできるようになると思います」と語り、他のファッション志向のライバルに対しても十分に引けを取らないと付け加えた。
MG GO!コンセプトは、欧州および英国の顧客を強く意識しながら、MGのロンドン・デザインセンターで設計された。MGはその「英国らしさ」を前面に押し出す構えだが、必ずしも英国国内にアピールしたいわけではないようだ。アリソン氏は次のように語っている。
「奇妙に聞こえるかもしれませんが、ある意味、この『英国らしさ』は英国よりも他の国々でより重視されています。世界の特定の地域、例えばインド市場では、英国の伝統は非常に大きな意味を持ちます。つまり、国によってその重要性は異なるのです」












