アウディR8にV6モデルを追加

公開 : 2016.09.16 04:40  更新 : 2017.06.01 00:41

初代アウディR8にはV10モデルとV8モデルが用意されていたが、2代目となったR8にはV10モデルしか設定されてこなかった。そこで、アウディは初代のV8モデルにあたるエントリー・モデルとしてV6ユニットを搭載したモデルを追加することになった。

このエンジンは、2.9ℓV6ツインターボで、最新のポルシェパナメーラに搭載されているもので、将来的にはアウディRS4、RS5、そしてRS Q5に搭載される予定のユニットだ。KoVoMoというコードで開発が進められているアウディとポルシェによるモジュラー・エンジン・ファミリーのひとつである。

R8のV8モデルは、将来的な排出ガス規制に適合させるために莫大なコストが掛かることと、ロードタックスがエンジン・キャパシティによって変化する中国市場を考慮に入れてインゴルシュタッドのヘッドクォーターが廃止を決定した。

パナメーラ4Sに搭載されるV6ユニットは、440ps/5650rpm、56.0kg-m/1750-5500rpmというパワーを持っていた。ブースト・プレッシャーは0.4barである。R8に搭載する際には、そのブースト圧を上げて、507ps、69.1kg-m以上のチューニングを受ける者と予測される。

アウディ当局も、2代目のR8にV6ツインターボ・ユニットが搭載することを認めている。



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