50年前のハワイ旅行で見た街角のクルマ 青空のもと、くたびれたオープン・スポーツが元気に走る!【GW特別企画】

公開 : 2026.05.03 11:45

笹本健次総編集長が撮った50年前の秘蔵写真をご紹介するGW特別企画です。今回はネコ・パブリッシング設立前夜のサラリーマン時代に行ったハワイ&ロサンゼルス旅行編です(当記事は2025年2月16日掲載の連載コラムを再編集したものとなります)。

ネコ設立前夜のサラリーマン時代

大学を卒業した後、新卒で就職したのは株式会社日本交通公社の出版事業局であった。当時は本社の一部門だったが、いまは分社化してJTB出版となっているはずだ。

そのころベストセラーであった時刻表や、月刊誌の『旅』、女性向けの『るるぶ』などを発行している部署であったが、私は結果として4年間在籍しただけだった。

50年前のハワイ・ホノルルの街角。パールハーバー・クルーズバスとグレイハウンドの貸し切りバスが並び、真っ赤なMG AにイエローのAMCグレムリン、ダッジのフルサイズワゴンなど、ハワイの多様なモビリティを感じさせる。
50年前のハワイ・ホノルルの街角。パールハーバー・クルーズバスとグレイハウンドの貸し切りバスが並び、真っ赤なMG AにイエローのAMCグレムリン、ダッジのフルサイズワゴンなど、ハワイの多様なモビリティを感じさせる。    笹本健次

なぜかというと、3年目の中ごろに個人的な趣味で、『スカイラインGT-R』という豪華本を発行し、全国の日産プリンスのディーラーで販売してもらったのである。

ところがこれが予想を遥かに超えてバカ売れしてしまい、本来なら最近はやりのダブルワークをするつもりだったのが、一転独立することになったのである。それがネコ・パブリッシングのスタートであったのだ。

余談はさておき、僅か4年間のサラリーマン生活であったが、それなりに楽しく得るものも多かったように思う。

当時のJTBでは、海外への団体旅行の企画などで席が余った際に、キャンセルするよりも原価で社員に販売し、研修として参加してもらった方が会社としてメリットがあるという方針だった。

このメリットを逃すはずもなく、初めてホノルルに行った時のスナップが、今回ご覧にいれるクルマ達である。皆使い込まれて、街に溶け込んでいる姿が懐かしい。

MGミジェット

ホノルルで最初に見たのは女性ドライバーのMGミジェット。濃紺のカラーがシブい。幌を上げないと、お肌に良くないですからね。

英国のスポーツカーは、いずれもアメリカ市場で成功していたので、ハワイでも沢山走っていた。

MGミジェット
MGミジェット    笹本健次

トライアンフ・スピットファイア

ミケロッティがデザインしたトライアンフ・スピットファイアも発見。

イタリアンテイストのボディがホノルルの街に映えていた。バンパーレスに改造してあるのに、オーバーライダーは付けているのが微笑ましい。

トライアンフ・スピットファイア
トライアンフ・スピットファイア    笹本健次

MG A

交差点を左折してきたMG A。使い込まれて良い雰囲気。

右のオーバーライダーはいずこへ?

MG A
MG A    笹本健次

MG A

オーナー宅に停まるMG A。

ブリティッシュグリーンの塗装にラゲッジラックはまさに定番。

MG A
MG A    笹本健次

トライアンフTR4

MG Aの対抗馬、トライアンフTR4も元気に走っていた。

珍しくホワイトのボディカラー。ホワイトレタータイヤにアルミホイール履きがアメリカン。

トライアンフTR4
トライアンフTR4    笹本健次

フォルクスワーゲン・タイプ1 カブリオレ

幌を上げたカブリオレ。

こちらも塗装はすっかりやれて、ツヤは見事になくなっていた。

フォルクスワーゲン・タイプ1 カブリオレ
フォルクスワーゲン・タイプ1 カブリオレ    笹本健次

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長、2024年8月より総編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
  • 編集

    戎大介

    Daisuke Ebisu

    1972年生まれ。学生時代はゲージュツを志すもネコ・パブリッシングの関連企業に就職し、個人売買情報誌クアントや通信販売SCENA、自社広告などの制作に携わる。その中で取材/撮影から執筆/デザイン/編集までを1人で完パケする仕事スタイルを確立し今に至る。現在は甲府は湯村温泉で半ば隠者となりながら、当サイトのスペシャルショップと常磐ホテルSNS更新で命脈をつなぐ。写真機材はクルマメディアの現場では他に出逢わないPENTAX。

GW特別企画:笹本健次総編集長のリバイバルレポートの前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事