コンパクトSUV、ジープ・コンパスを公開

公開 : 2016.11.18 04:45  更新 : 2017.06.01 00:33

フィアット・クライスラーが、今までで最もパーフォマンスの高いコンパクトSUVとするジープ・コンパスがロサンゼルス・モーターショーで公開された。

先代のコンパスおよびパトリオットの後継という役目を追うモデルで、サイズと価格面ではランドローバー・ディスカバリー・スポーツのライバルとなる。生産は、インド、中国、メキシコ、ブラジルで行われ、世界100ヶ国以上で販売される予定だ。

スタイリングは、ジープ伝統の7スロット・グリルをはじめとして、比較的オーソドックスなもの。誰もがジープとわかるデザインだ。

ヨーロッパでの販売は2017年後半からとなる予定で、その前に北米市場などでのリリースが計画されている。

北米では、スポーツ、ラティテュード、リミテッド、トレイルホークの4つのトリムが設定される。また、駆動方式は4WDのほか、2WDも用意される。4WDは、アクティブ・ドライブ・システムか、アクティブ・ドライブ・ロー・セットアップの選択が可能。後者は、特にオフロードでの性能を重視したものとなる。

プラットフォームはFCAのスモール・ワイド・アーキテクチャーを使用する。このアーキテクチャーは65%に高張力鋼板を使う。

サスペンションはフロント、リア共にストラットで、コニのダンパーがセットされる。また、ステアリングは電動パワー・アシストとなる。

エンジンは、3つのガソリンと2つのディーゼルがラインナップされるが、来年のジュネーブ・モーターショーまでその詳細は明らかにされない。しかし、AUTOCARの予想では、1.6Eトルク・ガソリン・エンジンと、1.6ℓおよび2.0ℓのマルチジェット・ディーゼルが用意され、フラッグシップ・モデルには2.4ℓNAの4気筒となると思われる。この2.4ℓNAユニットは182ps、24.2kg-mのパワー、トルクを持つエンジンだ。

ギアボックスは6速マニュアルの他、4WDには9速オートマティックが、2WDには6速オートマティックがオプション設定される。

トップ・トリムのトレイルホークは標準で2.4ℓユニットを搭載する。また、トレイルホークは、フロントおよびリア・バンパーのクリアランスが通常のコンパスよりも20mmほど高くなり、アライバル、デパーチャー、ブレーク・オーバー・クリアランスが他のモデルよりも向上する。また、渡河性能は490mmだという。

タイヤが標準で17インチ。トレイルホークはユニークなロック・モードを持つセレクターが装備される。このシステムは、急坂を降りる時にもクルーズ・コントロールが適用されるというもの。また、4WDモデル全般には、オート、スノー、サンド、マッドという4つのドライビング・モードが用意され、必要に応じて1つのタイヤに100%のトルクを分配することもできる。

また、燃費を向上させるために、リア・ホイールを完全に駆動からカットするフリー・ホイール・ファンクションも装備される。

販売は2017年の第1四半期から北米で発売され、順次100ヶ国以上で販売が行われる予定だ。

関連テーマ