ロールス・ロイス・スウェプテイル 専用時計、特大パルテノン 愛好家がオーダー

公開 : 2017.05.30 22:25  更新 : 2017.06.01 00:19

ラインナップ最大のパルテノン・グリル

何よりもまず、ロールス・ロイスの象徴であるパルテノン・グリルが視線を惹きつける。現行モデルの中で最も大きなグリルは、アルミニウム・ブロックから削り出された後、手作業で鏡面加工を施した。フロント・フェイスを飾るのはブラッシュド・アルミニウムだ。

真後ろから見ると、絞り込まれたようなリアのテーパーは、フロント・エンドと強い対照をなし、ドラマチックなクーペのイメージを形作っていく。

インテリアは、惜しみなく奢られたポリッシュド・マカサー・エボニーとオープン・ポア仕上げのパルダオで飾られ、見た目も、手ざわりも、クラシックとコンテンポラリーというコントラストを創り出す。シート、アームレスト、ダッシュボード上部は、ライト・モカシンとダーク・スパイスのレザーで設えた。

1920年代から30年代にかけてロールス・ロイスが確立したトランスコンチネンタルGTの精神。その息吹を現代に引きつぐのが、後席の代わりに照明付きガラス・リップをあしらった木製棚板だ。また、リア・ウインドウからアクセス可能なラゲッジ・レール付きハット・シェルフ(帽子置き場)も美しく磨き上げられた逸品。
 

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像