クルマの複雑化 ディーラー整備「一極集中」に? 町のショップの現状は

公開 : 2018.02.17 00:00

番外編2 リスクに見合う価値あり?

アウディRS4 B7 2006年〜2008年

信頼性は高いが、日常的に使用していないとクランクケース・ブリーザーにオイルが溜まり、ヘッド詰まりの原因となる。クアトロ・システムとトランスミッションの耐久性は高いが、DRCダンパーが弱点だ。

BMW M5 V10 2005年〜2010年

残念ながら、ギャンブル好きでもなければ避けた方が賢明だろう。「エンジンがブローした場合、完全に修理するのは不可能です。」とゲリー・ウーラットは話す。「偉大なモデルですが、問題が多すぎます」

ジャガーXK 2006年〜2014年

アルミニウム・ボディのXKでは塗装の下からふくらみが発生する事があるが、穴にまで至ることはない。「素晴らしい、信頼性の高いクルマです」と言うのはチルターンのケビン・ブラックレーである。

ポルシェ911 1994年〜1998年

JZMメカニックのアンディ・デヴィッドは、全体的に993世代の911は非常に頑丈で素晴らしいエンジニアリングで作られたモデルだと言う。しかし、バルブ・ガイドの不具合はよく見られる症状である。

ルノーメガーヌRS 2008年〜2016年

1990年代後半のルノー製モデルに比べ遥かに耐久性は高い。サスペンションの異音への対応は、そのショップが安価な修理を行えるかどうかの試金石だ。

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