スコダ・オクタビア

公開 : 2013.03.06 15:56  更新 : 2017.06.01 01:48

スコダのファミリー・ハッチバック、オクタビアの第3世代となるモデルがジュネーブ・モーターショーで発表された。以前よりも大きくなり、クラスでもトップとなるインテリア・スペースを持つのが特徴。

フォルクスワーゲンの新しいMQBプラットフォームをベースとし、その長さは現行モデルよりも90mm長い4659mmとなった。幅は45mm広くなった1814mm、そしてホイールベースも108mm拡大された2686mmだ。そのサイズは、フォルクスワーゲン・ゴルフフォード・フォーカス、ヴォクゾール・アストラといったライバルよりも大きいが、その上のクラスよりは小さい。例えば、フォード・モンデオよりは125mm短い。

1782mmというインテリア長は、前後の乗客のヘッド・スペースと、リアのレッグ・スペースの拡大に寄与している。また、ブート・スペースも590リッターと、ゴルフの380リッターを遥かに上回る。

エンジンは、120bhp、20.3kg-mの1.4TSIがエントリー・モデル用に準備されるが、同じ1.4リッターでも138bhp、25.4kg-m版も用意される。ガソリン・エンジンのトップ・エンドは177bhp、25.4kg-mを発揮する1.8TSIだが、何ヶ月後かに追加されるオクラビアvRSにはゴルフGTIと同じ2.0リッターのターボ・エンジンが搭載される予定だ。

ディーゼルは、103bhpの1.6リッター、そして同じく1.6リッターの108bhpグリーンライン・バージョンが用意される。このグリーンラインは、29.4km/lの燃費と89g/kmというCO2排出量を誇る。また、147bhpおよび181bhpの2.0TDIもラインナップに加えられている。

vRSは、今年7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開される予定だ。現行のオクタビアと同様、vRSにはガソリンとディーゼルの2モデルが設定されることになる。

ちなみにギアボックスは6速マニュアルと7速デュアルクラッチDSGがセットされる。

エステートは今年5月に追加され、4WDモデルは2014年に登場予定だ。

この新しいオクタビアは3月からの発売を予定しており、価格は現行モデルよりも若干高い14,000ポンド(186万円)からとなるだろう。
 
 
ジュネーブ・モーターショー特設ページ

関連テーマ

おすすめ記事