メルセデス・ベンツEQ C 電動GLCとは言わせない、EV専用設計

公開 : 2018.06.20 06:10

GLC 43に匹敵 動力性能

新たなエレクトリック・ビークル・アーキテクチャーは、熱間圧延高張力鋼とアルミニウムを採用。新開発のワイヤーハーネスにより、前後のトルク配分を100:0から0:100の間で調整できる。このハーネスが、プロペラシャフトの代わりとなるため、センタートンネルが不要となり、インテリアスペースの拡大に貢献している。

テストカーのサイドシル下部を見る限りでは、そのフロア上にリチウムバッテリーを搭載しているようだ。バッテリーによる重量の影響もあり、EQ Cの車重は2000kg前後になる見込みである。しかし、電動モーターのトルクのおかげで加速性能は、より軽量なモデルと対等に戦えるものになるだろう。

0-100km/h加速は5秒以下となることが予想され、GLC43と同等と予測される。一方、大人しく走る限りではその航続距離は500km以上となるはずだ。つまり、アウディe-トロンやジャガーI-ペースに匹敵するスペックである。これに勝るのは、航続距離を565kmと発表されているテスラモデルXくらいだろうか。

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