忘れられたスーパーカーたち 前編

公開 : 2018.07.07 06:10

ジオット・キャスピタ

ワコールの出資で設立されたジオットが、1989年に発表したキャスピタは、設計と車両製作を童夢が、エンジン供給をスバルが行う予定で始動。当初はF1用の水平対向12気筒を搭載する予定だったが、スバルのF1撤退でエンジン調達が不可能になり、1990年にはジャッドのV10にパワーソースを変更して再設計。いずれも320km/hオーバーを標榜し、日本製本格スーパーカーの誕生が期待されたが、バブル崩壊の余波を受け、市販化は叶わなかった。

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