ミニ・エレクトリック、アルプスに登場 コンセプトにインスパイアされた外観

公開 : 2018.07.12 18:40

一目で現行ミニとわかるルックス

マッケンセンはこれらの特徴の一部は市販モデルにも引き継がれるという。

「現行ミニのファミリーの一部であること、そして電動であることが一目でわかります。ただし、コンセプトそのままというわけではありません」

マッケンセンはミニ・エレクトリックについて、初代ミニの開発責任者であるアレック・イシゴニスでも同様のものを作っただろうと語る。「われわれはいつも、この時代にイシゴニスがミニを作るなら、確実に電動にするだろうとジョークを飛ばしています」とマッケンセンはいう。「これは1959年のミニと同じく、現代の問題への回答なのです」

2017年にミニ・エレクトリック・コンセプトとして発表されたこのクルマはすでに寒冷地テストが目撃されている。フェイスリフト前のボディを使い、氷点下の非常に滑りやすい路面での走行を確認していた。マッケンセンはEVミニのハンドリングについて、オリジナルミニに近いものになるとの自信を示している。

「われわれはいつもゴーカートフィーリングについて語っています。EVミニはそれを新たな次元で実現するでしょう。低い重心と、EVならではのトルク、レスポンスが組み合わさることで、今まで以上のグリップを実現します」

関連テーマ

おすすめ記事

 

EVの人気画像