ランボルギーニ・エスパーダ/イスレロ、50周年ツーリング あの1台も登場 写真30枚

公開 : 2018.09.20 16:35

毎年サンタガタで点検 イスレロS

最も遠方からの参加で表彰を受けたのは、希少なエスパーダ・シリーズ2(sn:8386)。12台しか生産されなかったVIP装備の1台だ。なんと、ノルウェー人のオーナーが、オスロから往復6000kmの距離を走行して参加した。

サンタアガタ・ボロネーゼに最も「忠実」なクルマと表彰されたのは、1968年製イスレロS(sn:6435)。合計70台しか生産されなかったイスレロSの中でも希少な右ハンドル車で、イギリス人コレクターが所有。

保守点検のため、毎年イギリスからサンタアガタ・ボロネーゼまで通っているこの1台は、クラシック&スポーツカー日本版 第9号でも特集した個体。1969年に新車で購入し、1993年にオーナーの息子に引き継がれている。

今回のツーリングには、ランボルギーニ・ミュージアムからもBlu Notte色のエスパーダ・シリーズ3(1976年製、sn:9090)とRosso Amaranto色のイスレロ(1968年製、sn:6330)の2台が参加。

ペルージャまでの走行に加えてツーリング自体も長距離にわたり、走行が困難な道もあったが、全車とも非常に良いコンディションでサンタアガタ・ボロネーゼに到着。 ランボルギーニの歴史的な12気筒エンジンが、適切なメンテナンスと走行を行うことで問題なく動き続けることの新たな証となった。

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