2019年を占う EV発展の一方でPHEV減退か マスクの露出は減る?

公開 : 2019.02.03 11:10

英国の一大バッテリー製造拠点計画、明らかに

英国政府は、このほどコヴェントリーのバッテリーセル製造工場建設計画の承認を得たという一次サプライヤー(パナソニック/LG化学/シーメンスあたりが有力か)の名前を公にするだろうか。

着工は2019年中頃、竣工は2020年とみられる。その陰で、英国を世界的なバッテリーセル生産の中心に据える動きも急ピッチですすむだろう。

コーチビルダーの時代、ふたたび

上述のように、いわゆるスケートボード型のEVプラットフォームはまたたくまに高級EVが標準採用する構造となった。バッテリーセルやモーター自体はありふれたものだけに、世界的な自動車部品サプライヤーが自動車メーカーへ自前のプラットフォームを提供する時代がいつ来てもおかしくはない。

そうなれば自社開発による経費も浮くし、小規模な会社には基本構成部分のローリングシャシーを調達してそのうえに自前の上屋を載せるという選択肢も生まれる。自動車コーチビルダー再興の時代は、すぐそこかもしれない。

関連テーマ

おすすめ記事

 

EVの人気画像