2019年を占う EV発展の一方でPHEV減退か マスクの露出は減る?

公開 : 2019.02.03 11:10

2019年、EVをはじめとした自動車の電動化はどのように進むのでしょうか。PHEVの販売は落ち込む予想ですが、EVはさらなる洗練を受け今後もラインナップが拡大すると見られています。なおテスラは今年も躍進を続けるでしょう。

もくじ

2019年はEVの年になるか
ヒュンダイ/キアグループの大胆な挑戦はつづく
PHEVの販売は下り坂へ
EVプラットフォーム、さらなる洗練へ
英国の一大バッテリー製造拠点計画、明らかに
コーチビルダーの時代、ふたたび
テスラ車は売れ続ける
イーロン・マスクの露出は減るか

2019年はEVの年になるか

2018年もジャガーIペース/アウディeトロン/メルセデスEQ CといったEVがおおいに胸を躍らせてくれたが、今年はガソリン車やディーゼル車に取って代われる実用EVの巣立ちの年になりそうだ。

これまでテスラが航続距離(と価格)をリードしてきたが、他社はもっと手頃で長く走れるEVをめざすことになる。その流れが思いのほか速いのは、ヒュンダイ・コナ・エレクトリックの64kWh版やまもなくあらわれるキアのeニロをみてもわかる。両車とも、十分に長距離ドライブをこなせる能力があるのだ。

ほかにも、フォルクスワーゲンがゴルフのディーゼル車と同等の価格で販売すると主張するハッチバックのID、小粋なレトロ調のホンダ・アーバンEV、それにポルシェタイカンなど待ち遠しいクルマがひかえる。

時代に乗り遅れまいと必死な他のメーカーも、新型EVを発表してくるだろう。EV元年はもうそこまで来ている。

関連テーマ

おすすめ記事