ランボルギーニ・ウラカン・エボ、日本発表 予測ロジック搭載 価格2984万3274円

公開 : 2019.03.08 18:00

ペルフォルマンテのエンジン搭載

また、先進トラクションコントロール・システムが、AWDとトルクベクタリングとともに、必要とするステアリング角を最小にしてコーナリング時の応答性を高める。状況次第で1つのタイヤにトラクションを向けることも可能となっている。

LDVIは「オーケストラの指揮者のように、それぞれの楽器が美しく鳴る」ことを目指すシステムと説明されている。興味深いのはこれまでのフィードバック型の制御からフィード・フォワード・ロジックへ進化したこと。

今までのフィードバック型ではタイムラグが生じるが、フィード・フォワード・ロジックは、ドライバーが何をしたいか予測し最高のドライビングを提供していく考え方だ。乗り手がどれだけ速くステアリングを切るか察知し、CCU(セントラルコントロール・ユニット)を介して、最高のレスポンスを実現する。つまり、望んだ動きが実現されることになる。

搭載するエンジンは、ウラカン・ペルフォルマンテのユニットである。5.2ℓの自然吸気ランボルギーニV10は640ps/61.2kg-mを発揮。乾燥重量は1422kgとなり、0-100km/h加速は2.9秒で走り切る。最高速度は325km/hを超えるという。

ランボルギーニ・ウラカン・エボの日本価格は2984万3274円だ。日本におけるデリバリー開始は2019年春を予定している。

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