マクラーレンの新型GTをキャッチ 独自性の強いデザイン、新シリーズ

公開 : 2019.04.28 21:46  更新 : 2019.04.28 21:50

マクラーレン初のハイブリッドカーは2020年に登場

また、フルーイットCEOは、この新型グランドツアラーに続き、このようなクルマがいくつか登場する可能性もほのめかした。このクルマは既存の3つのシリーズ、すなわちスポーツ・シリーズ、スーパー・シリーズ、アルティメット・シリーズとは別に、新たなシリーズとして設定されることになると認め、既存のモデルとは違う「独自に作られたモデル」になると語った。

マクラーレンは最近、「GTZ」とい名称の商標登録を行ったことが明らかになっている。しかし、内部関係者がAUTOCARに語った話によると、この名前は将来使用する可能性があるというだけで、今回の新型GTの名前というわけではなく、またザガートとのコラボレーションのためでもないという。

フルーイットCEOはAUTOCARによる別のインタビューで、マクラーレンが部分的に電動化技術を採用するモデルの開発も続けており、アストン マーティンより先に発売すると主張した。「アストンはわれわれと競合すると言っているが、まだそんなクルマは1台も路上に出ていません。実際にその時が来たら、またお話ししましょう」とフルーイットは語った。

また、彼はスポーツ・シリーズの後継として、マクラーレン初のハイブリッドカーを来年発表する予定であると認めた。そのパワーユニットは、ガソリン・エンジンと電気モーターの両方が後輪のみを駆動するという。その一方で、四輪駆動のハイブリッド・システムが、より高性能なモデル向けとして検討されているという。

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