アウディTTマイナーチェンジ 全車2ℓ化 20周年記念限定車も 479万円〜

公開 : 2019.04.28 20:07  更新 : 2019.04.28 21:51

アウディのコンパクトスポーツとして親しまれているTTにアップデート化が施されました。エクステリアではハニカムメッシュ・グリルが識別点です。今回アウディTTクーペの誕生20周年を記念した世界999台限定の特別仕様車が登場し、日本には20台が導入されます。

text & photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

もくじ

TTマイナーチェンジ車 詳報
20周年記念 「Audi TT 20 years」発売

TTマイナーチェンジ車 詳報

1998年にデビューした初代アウディTTクーペは、コンセプトカーを忠実に再現するとともに、円をモチーフに直線を組み合わせたスタイリングは大きな衝撃を与えたのは記憶に新しい。以来3世代に渡り進化を続け、このたび大幅なアップデートを含むマイナーチェンジが施された。

新型TTクーペではラインナップが整理され、クーペは40 TFSI、45 TFSIクワトロ、TTSの3モデルと、TTロードスターは45 TFSIクワトロのみとなる。Sライン・パッケージはオプションで用意され、45 TFSIクワトロに組み込むことができる。

エンジンも従来型では1.8ℓターボと2.0ℓターボが搭載されていたが、新型は全車2.0ℓターボに統一されたが、トランスミッションは燃費重視でFWDの40 TFSIにのみ7段Sトロニックとされ、他は6段Sトロニックとなる。

エクステリアでは従来のSラインのデザインを取り入れ、バンパー、サイドスカート、リアディフューザーのデザインを変更すると共に、R8のエッセンスを取り入れたマットブラックのペイントが施された3Dハニカムメッシュ・グリルが採用された。

このほかTTSとSライン・パッケージ装着車は、バンパー、サイドスカート、リアディフューザーのデザインが一新され、グロスブラックのペイントが施された3Dハニカムメッシュ・グリルが組み込まれる。

アウディTTクーペは5月9日より、TTクーペ 45 TFSIクワトロ、TTロードスター45 TFSIクワトロとアウディTTSクーペは6月10日より全国のアウディ正規ディーラーで発売される。

なお会場にには歴代のTTモデルが展示され、そのなかの初代TTクーペは、20周年を記念してアウディジャパン自らから前期型を探してレストアを行ったもの。作業をしてみると今でも9割以上のパーツが手に入るという。今後各地のイベントに出動する予定とのこと。

TT 2019年モデルの価格

アウディTTクーペ 40 TFSI:479万円
アウディTTクーペ 45 TFSIクワトロ:599万円
アウディTTロードスター 45 TFSIクワトロ:615万円
アウディTTSクーペ:799万9000円

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