中古スーパーカー向け保険 どうなってる? 転ばぬ先の杖 最後は自分次第

公開 : 2019.05.26 10:50

考え方はさまざま 決めるのはあなた

ヨークシャーのナレスボロにあるポルシェフォルクスワーゲンの専門ディーラー、グミュント・カーズを経営するアンドリュー・マーンズは、独自のスーパーカーとハイパーカー向け保証を用意しており、すべての車両には12カ月保証が付保されている。

「基本的に、保険会社とは保険金支払いを極力避けようとするものだと考えています」と彼は言う。「ですから、保険会社を排し、独自保証の原資として、販売車両1台ごとに400ポンド(5万7000円)をプールしています。このスキームを維持するため、最高の車両を仕入れるとともに、お客様への納車前には徹底的な整備を行うようになりました」

「その結果、毎年およそ2万ポンド(286万円)分の原資が積み立てられています」

「最近、走行距離4800kmのポルシェ959を130万ポンド(1億8585万円)で販売しましたが、この車両にも他のクルマと同じ保証を付けています。12カ月以内に不具合が起こった場合、お客様は地元のポルシェセンターへと車両を持ち込めば、その費用は当社で負担させて頂きます」

実際、マーンズのこの方法は、すべてのドライバーが考えるようなものであり、毎月50ポンド(7000円)を積み立てておけば、その年の終わりには、それなりの修理代がプールされることになるのだから、ウィテカーも安穏としてはいられないだろう。

それでも、「そうしたことをお客様がお考えの場合、確かに時には上手くいくかも知れませんが、そうではない場合もあるとお話しています」とウィテカーは言う。

自分ならどうするか? 非常に悩ましい・・・

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