英マルガーリ BMW M240クーペをチューン 「アイコン03」発表

公開 : 2019.06.11 06:10

ニュル目標タイム7分30秒 内装は?

車内にはレカロ製パフォーマンス・シートとフラットボトム形状のステアリングホイール、カーボンファイバー製シフトパドルを装着。そして各部にイエローのアクセントが施されている。

正確なパフォーマンスの数値や改造の詳細については確認されていないが、マルガーリによって選ばれたアクラポヴィッチやペロン、KWなどの会社がこのプロジェクトにパーツを供給している。

広報担当者の話によれば、アイコン03は2年前から構想されていたが、「後輪駆動BMWに向けた最後の作品」になるとのこと。最近発表された新型1シリーズは、従来の後輪駆動からより実用的な前輪駆動のハッチバックに生まれ変わっている。

アイコン03は、伝統的な “アナログ” のドライビング・エクスペリエンスを提供することに注力したというものの、よりサーキット向けとなったこの2ドア・クーペには、2シリーズに搭載されているコネクティビティや8速オートマティック・ギアボックスがそのまま受け継がれている。

今年7月、マルガーリはこのアイコン03をドイツのニュルブルクリンク・サーキットに持ち込み、ラップタイムを計測する予定だ。その目標タイムは7分30秒前後を見込んでいるという。BMW M2の標準モデルよりほぼ30秒も速いことになる。

価格や仕様の詳細は数週間以内に発表されるが、おそらく6万9000ポンド(約950万円)以上になると思われる。ちなみにそのベースとなったM240iの標準モデルは、4万3085ポンド(約600万円)で販売されている。

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