メーカーを成功へと導いたモデルたち 18選 後編

公開 : 2019.07.21 16:50

ジープ・コンパス(2006年)

2006年にデビューした初代ジープコンパスは、ハッチバックとクロスオーバーの間の壁を打ち破るかのようなデザインを与えられた。そのボディの下に隠されていたコンポーネンツはダッジ・カリバーやその他の三菱車と共通であった。

コンパスはラングラーなどのジープ車よりもランサーなどに近い存在であり、ジープのエントリーモデルとしては不適格であった。オフロード性能が低いことも問題視された。

2011年に行われたデザイン変更により見た目は改善されたが、その中身は2016年まで大きく変わらなかった。これはジープの歴史上の汚点として残っている。ここからジープはエントリーモデルにも十分なオフロード性能が必要であることを理解し、レネゲードに反映したようだ。

2016年にはコンパスの名称を復活させ、より大型かつ高性能なクロスオーバーとして発売した。

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