【速度世界記録更新に向けて】ブラッドハウンドLSRの挑戦 目指すは4桁マイル? 中編

2020.03.21

サマリー

一度は頓挫したかに思われたブラッドハウンドの地上速度記録更新への挑戦ですが、昨年以来プロジェクトは急激な進展を見せています。昨年秋に行われたハイスピードテストで自信を深めているチームに話を聞きました。記録更新の先にはさらなる目標もあるようです。

もくじ

チェックが重要
すべて順調?
どうやって運転する?
途轍もないパワー
エンジンマッピングは地上用

チェックが重要

「前日の夜にはマシンの準備は整えるようにしていました」と、チャップマンは言う。「燃料も満タンにして、すべてのコンピュータシステムのチェックを終え、牽引用ストラップまで取り付けて朝を待つのです」

翌朝チームがまず行うのは、「コンピュータシステムを起動させながらの短い走行」と最終チェックだ。

ブラッドハウンドLSRの挑戦
ブラッドハウンドLSRの挑戦

「その後、マシンを砂漠まで牽引します。所定の場所にマシンを持っていくまでに30分ほど掛かりました」

それからようやく実際のスタート前チェックが始まる。

アンディが自らの準備を整える一方、まるで航空機のように、チームは吸入口をチェックしてすべてが正しく取り付けられていることを確認する。その後ようやくアンディがマシンへと乗り込み、自らの走行前チェックを一通り行い、コンピュータを立ち上げるのだ。

「マシンにはケーブルが接続されていて、コンピュータがオンラインになっているかをチェックします。正しいデータを記録するためです。アンディがヘルメットを被ると、ハッチが閉められます」

「それからスタートシステムを起動させ、エアスタート用のカートを始動します。温度と圧力が高まると、EJ200のギアボックスに繋がれたバルブが開いて、このジェットエンジンにようやく火が入るのです」

 

人気記事