【インタビュー】ピニンファリーナCEO語る 新しいバティスタ/リマックとの関係/ブランドの将来 

公開 : 2020.03.05 11:50

ピニンファリーナの、マイケル・ペルシュケCEOのインタビューが実現しました。今年後半に生産が予定されている新しい電動ハイパーカー、バティスタで、高級ブランドとしての確かな地位を確立していきたいと語っています。

もくじ

ピニンファリーナ
電動ハイパーカー・バティスタ
ブランドの構築
ピニンファリーナの将来像

ピニンファリーナ

text:Ronan Glon(ロナン・グロン)

90周年を迎えたピニンファリーナは、ハイエンド自動車メーカーへと変貌を遂げようとしている。

インドのマヒンドラ・グループが所有するデザインハウスは、1927psを発生する、バティスタEVモデルを筆頭に、今後数年間のうちにいくつかのSUVモデルを一斉に発売する。

ピニンファリーナ・バティスタ
ピニンファリーナ・バティスタ

AUTOCARは、ピニンファリーナのCEO、マイケル・ペルシュケに、自動車メーカーを実質的にゼロから立ち上げること、また高級ブランドの将来について質問する機会を得た。

電動ハイパーカー・バティスタ

――バティスタの生産は2020年後半に開始されるそうですが、これまで何台くらいのオーダーが入っていますか?

「地域によって異なります。わたし達の強みである北米マーケットでは、約60〜70%が売約済みです。2018年に初めてクルマを披露したのが、ペブルビーチだったからかもしれません」

ピニンファリーナCEO マイケル・ペルシュケ
ピニンファリーナCEO マイケル・ペルシュケ

「ヨーロッパでは約50%前後のオーダーを受けています。アジアでは2019年の終わりにモデルを披露したばかりですが、需要はあると考えています」

「まだ割り当てを検討している段階ですが、125〜150台を生産し、その約50%をアメリカ市場に投入することになると予想しています。テスト走行の前に更なる検討を行う予定です。台数に限りがあると、所有への欲求が高まるでしょう」

「電動ハイパーカーは新しいセグメントで、それを運転した人はまだいません。人々は様子を見ている段階だと思われます。しかし、2018年と2019年のペブルビーチでの反応から、この新しいアイデアを受け入れ始めていると感じています」

――バティスタには、リマック・アウトモビリのテクノロジーを採用されていますが、リマックの関係はどうですか?

「わたし達は友人であり、ライバルでもあります。同じカスタマーを奪い合っているか? と聞かれれば、わたしはノーと言うでしょう」

「200万ポンド(2億7600万円)のリマックを購入する人のうち、メイトと彼のストーリーに惹かれた人が50%、クールなハイテクツールが欲しい人が50%を占めると思います。一方、ピニンファリーナは、ブランドやデザインを重視する人々が、自然に選ぶクルマだと思います」

「テスラとフェラーリを並べて比較しますか? ピニンファリーナとリマックも同様に、カスタマーも、ターゲットユーザーも、ポジションも異なり、クルマの属性さえも異なります」

「もちろん、バッテリーとコンポーネントを共有しますが、乗り心地とハンドリングは異なります」

――バティスタは限定モデルですが、次のモデルも限定となりますか?

「高級ブランドとして、常に市場の需要よりもわずかに少ないクルマを作る必要があります。 それがロジックです」

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