リマック EVメーカーとしての未来と過去 グランドツアーでの事故

2019.09.23

述べ8台の製造を目指すコンセプト・ワン

コンセプト・ワンは合計で8台の生産を計画しており、残り3台分のボディパネルが組み立てを待っている。2シーターのスーパーカーで、バッテリーは床下に配置。駆動用モーターはタイヤそれぞれに、4基が搭載されている。タイヤや汎用的なコンポーネントは供給を受けているが、エアコンユニットやライト、バンパーなど、ほとんどのパーツは社内で製造している。

この洗練されたスーパーカーは1200psを超える。リマック社の創業者、マアテイ・リマックは、「クルマ好きが作るEV」と、コンセプト・ワンを説明する。身重の高い彼に合わせて、ヘッドスペースには余裕がある。また愛国者の彼らしく、ボディサイドのエアインテークに続くラインは、ネクタイの形状を模している。実はクロアチア軍によって発明されたファッションなのだという。

リマック・コンセプト・ワン
リマック・コンセプト・ワン

リマック社はハイパーカー業界にさらなる衝撃を与える、Cツーを計画している。2シーターのEVだが、コンセプト・ワンとは意味合いが異なる。「コンセプト・ワンは研究プロジェクトのようなものでした。Cツーは、数年先を照らす光です」 とリマック社のマーケティング・チーフ、マルタ・ロンジンは説明する。

Cツーの最高出力は1915ps。EVとして異次元のパフォーマンスを備え、0-100km/h加速は1.97秒。最高速度は415.2km/hに届く。量産車として最大級のシングルピースのカーボンファイバー製ボディには、アクティブ・エアロを装備。WLTPテストでの航続距離は550kmに及ぶ。

生産計画は1カ月に3台で、4年間で合計150台が製造されるが、ハイパーカー基準で見ても少量だ。ただしリマック社は自動車製造だけで成り立っているわけではない。「他社が興味を持つような電動化技術や製品、スマートビークルなどを開発しています。クルマは、われわれができる技術を示すショーケースなのです」

 
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