【アルファードの盗難台数】なぜ2018〜2019年で急増? 「海外需要」背景 ハイブリッドも油断できず

2020.05.19

サマリー

盗難台数のデータをみると、トヨタ・アルファードは、2018年が91台だったのに対し、2019年は261台とおよそ3倍もの台数に。背景に「海外需要」の高まりがあります。ハイブリッド所有者も油断できません。

もくじ

自動車盗難の認知件数、減少の一途
アルファード被害件数 1年で3倍に
じつは海外からの需要が高まっている

自動車盗難の認知件数、減少の一途

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)

ある日、駐車場に行ったら愛車が忽然と姿を消している……。

自動車盗難はどこか他人事のような気もしてしまうが、実際に被害に遭った人のほとんどもやはり「まさか自分のクルマが盗まれるとは」と考えているという話もある。

自動車盗難認知件数の年別推移
自動車盗難認知件数の年別推移    自動車盗難防止に関する官民合同プロジェクトチーム

実際、ここ数年の自動車盗難認知件数は減少の一途を辿っている。

2010年から2019年までの警察庁の統計データによると、2011年に2万5238件もあった件数が、2019年には7143件と1/3以下にまで減少。

盗難に対する意識が変わってきてもおかしくないと言えるかもしれない。

これには、一時期盗難が多発していた時期に盗まれやすい車種に乗っているユーザーがアフターメーカーのセキュリティを装着したこと。

さらに純正状態でもセキュリティやイモビライザーなどの盗難防止対策がされ始めてきたことが影響しているのだろう。

そんななか、自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチームが発表しているデータのなかで、興味深いものを見つけた。

それが、車種別の盗難台数のデータである。

このデータは、2018年および2019年中における自動車盗難データを関連資料から抽出し、盗難台数が多い5車種について、盗難台数を算出したもの。

そこにある車名は、プリウス、ランドクルーザー、ハイエース、レクサスLS、アルファードの5車種だ。

 

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